今日のこあら
DiaryINDEXpastwill

こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2002年07月29日(月) クラシックの夕べ

大学5年生の卒業式の時。
総長の訓示に「ただ酒を飲むな」というものがあったと記憶している。
頃おりしも、公務員の汚職事件が世情を騒がしているときで、
(当時だけではないかも・・・)
そういう訓示が出てきたのかなぁとおもう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とはいえ、やはりタダとはうれしいもの。
今朝、いきなり
「今日のサントリーホールのチケットがあるけど、行く?」とお誘い。

タダ券。あぁ、甘美な響。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もらったチケットは、2FのS席。ステージ正面・前から4列目。
これって、「コンクールの審査員席」とか「ロイヤルボックス」の位置じゃない。
オーケストラをあまり前で聞くと、近くの楽器の音ばかりが耳に入って、
全体は聞こえにくくなるんだよね。
その点、今回の席は文句なくGOOD!!!

今日のオーケストラは大阪フィル。
はじめてブルックナーを聞いたけど、音が重くて、全体がゴツゴツ。
さすが、朝比奈さんの育てたオーケストラである。
川の上流の、ごつごつとした岩場を流れ下る川・・・みたいな印象だった。

で、もう一つ初めてなのが、サントリーホール。
音響のことを第一に考えたホールという評判は聞いていたけど、
確かにそうだなと思った。今回の席の場所もあるんだろうけど、
オケの音が渾然一体となって響いてきたもん。
名にし負うだけのことはありますな。

前回行った渋谷のオーチャードホールと比べるなら、
オーチャードは、「音の流れに一緒になって引きこまれる感じ」がして、
サントリーは「絵巻物を遠くから見ている感じ」がした。
上の印象を使うなら、
川の上流の画像をモニターを使ってみているって感じ。
音と一体となるというよりは、すごく客観的に音楽を聴いていた。

最近、半年に1度くらいの割合でタダ券が手にはいる。
次はどこにいけるのかなぁ〜♪(自費でいきなよ>自分)



こあら |MAILHomePage

My追加