、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
街を歩いていると、リクルートスーツ姿のお兄ちゃんお姉ちゃんを見かける。髪型やかばんや靴の選び方などを含め、スーツを着こなすというよりは、スーツが街を歩いているという感じだけど、最初からきちんと着こなしている人のほうが、奇妙だもんね。(僕がどうだったのかも自信ないし・・・)
こあらも、柴と同様に人事から採用活動の手伝いを依頼された。といっても、面接ではなくて、グループディスカッションの評価担当者。人事部から、その評価方法についての説明があった。
採用試験の中に「グループディスカッション」をとり入れる会社はかなりあるようですが、そこから何を評価するのかは会社によってさまざまらしい。例えば、「意見の言い方」の評価をするときでも、「他人を押しのけて自説を主張すること」と「周りを見ながら自説を主張する」のどちらがよいのかは会社次第であって、どちらが善でどちらが悪・・・という議論ではない。それに、「ディスカッションでは、『意見の言い方』については評価しません」という会社だってあるんだろう(たぶんないだろうけど。意見のいい方を評価しないんだったらディスカッションの意味がないもん。ここでいいたいことは、「うちで評価するポイントも他社の評価ポイントも全く同じである」とは限らないということです)。
人事からは、今回のディスカッションで評価をするべきポイントについて説明を受けた。でも、評価のポイントの説明を受けると、「自分はこんなことできたっけ?」と考え込んでしまうことが多い。自分ができないないことについて、他人ができてないと評価してもいいのだろうか?・・・たぶん、評価担当者は他人を評価することで、自分について振り返る機会を与えられているのだろう。
ところで、評価者の注意事項に、「担当者は受験者に一切の影響を与えないでください」というものがある。要は、受験者は評価者のことが気にならないはずはないものだから、例えば、発言の後に評価者がその人に向かって「にこっ」と微笑んだりすれば、「ポイントゲット〜」などと誤解されてしまうので、まずいということである。理想の表情はどういうものかというと、「鉄仮面「能面」。つまり、無表情。・・・僕はこの点でも心配である。
いずれにせよ、がんばれ〜学生!!!。
<今日の柴日記の補足>
柴の夕ご飯、助六。これは「いなり寿司と巻寿し」のセットのこと。由来は、歌舞伎に助六という主人公が出てくるお芝居があり、その助六が惚れる相手の名前が揚巻(あげまき)という花魁(おいらん)なんですね。揚げと巻き、油揚げで出来たお稲荷、と巻き寿し、で「助六」という言葉遊び・・・となっています。