Amazonプライムで「パプリカ」を見ました。
原作は筒井康隆で、2006年に公開された映画なのですが、 教えられるまで全然知らなかったなぁ。 アメリカでも公開されて「ハウルの動く城」以来、 興収1億円を突破したっていうんだから有名なのかもしれません。
ジャンルはSFかな。夢を共有する装置「DCミニ」を使って、 治療をするサイコセラピスト・千葉敦子が主人公。 ある日、何者かにDCミニが盗まれ、それを悪用して他人の夢に強制介入し、 悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生し、その犯人を捜すという話。
物語が進むにつれ、夢と現実を行き来するシーンが多く、 見ていると何が夢で現実か混濁していてわからなくなります。 夢の世界での人やモノなどの描写がキモいのも夢っぽくてリアル。 この映画を作った人は普段どんな夢を見ているのか?と別の興味が湧いてきます。
少し不思議な気分にさせてくれるSFらしい映画でした。 個人的には「君の名は。」よりも好みです。どっちも面白いけど。 そして、久しぶりに筒井康隆の小説が読みたくなってきたー。
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