chipperの日記

2015年05月30日(土) 陽気な人たち


「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

「陽気なギャングが地球を回す」に続けて、続編も読んでみました。
当初は八つの短編で構成される短編集にする予定だったのが、
四つ書いたところで、一つの長編にする構想を思い立ったとかで、
第一章は強盗たちがそれぞれ人助けをする話になっています。

で、第二章以降はいつものように銀行を襲撃して
今度はうまくいくのだけれど、ひょんなことから
誘拐された社長令嬢を助け出すことになって…
今回は銀行強盗VS誘拐犯の話。しかも人助け。

常識から考えれば、強盗を働く輩は悪者だけれど、
この作品の強盗たちはどこか憎めないし、人助けもするし、
悪い奴らじゃない感に溢れていて、自分の常識のものさしがブレブレに。
最後には何この人たちかっこ良い…と思えてしまう始末。

結局、四人でつるんでチームプレイできれば、
強盗だろうが人助けだろうが、何でも良いんじゃないだろうか?
今も横浜のどこかの銀行を襲っているのかな?
また彼らの話を読んでみたいです。


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