「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎
「陽気なギャングが地球を回す」に続けて、続編も読んでみました。 当初は八つの短編で構成される短編集にする予定だったのが、 四つ書いたところで、一つの長編にする構想を思い立ったとかで、 第一章は強盗たちがそれぞれ人助けをする話になっています。
で、第二章以降はいつものように銀行を襲撃して 今度はうまくいくのだけれど、ひょんなことから 誘拐された社長令嬢を助け出すことになって… 今回は銀行強盗VS誘拐犯の話。しかも人助け。
常識から考えれば、強盗を働く輩は悪者だけれど、 この作品の強盗たちはどこか憎めないし、人助けもするし、 悪い奴らじゃない感に溢れていて、自分の常識のものさしがブレブレに。 最後には何この人たちかっこ良い…と思えてしまう始末。
結局、四人でつるんでチームプレイできれば、 強盗だろうが人助けだろうが、何でも良いんじゃないだろうか? 今も横浜のどこかの銀行を襲っているのかな? また彼らの話を読んでみたいです。
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