「幻の翼」逢坂剛
「百舌の叫ぶ夜」の続編です。 ドラマ化されたので全部見たけれど、 「百舌の叫ぶ夜」と同様に時代設定が今よりも昔で、 原作とドラマはほとんど異なっていました。
共通点を辛うじて見つけ出そうとすれば、 海に沈んだはずの「百舌」の片割れ、新谷和彦が実は生きていて、 スパイ(原作では北朝鮮、ドラマではロシア)として日本に上陸し、 弟・宏美の仇を討つために行動するってところかな。
ドラマでは倉木と明星には恋愛関係はないけど、 原作だとそこら辺はハードホイルドに描かれています。 前作を読んだ時にも書いたけど、原作は原作、ドラマはドラマ、 と思って楽しめば良いと思います。
前作と同様に最後に大どんでん返しが仕掛けられていて、 え!いつから!?と見事仕掛けに嵌りました。 ロボトミー手術とか今考えるとトンデモ展開な感じもありますが、 それも踏まえてハードボイルドな世界観を楽しむべし!
|