| 2015年03月17日(火) |
バナナフィッシュが読みたくなる話 |
「完全なる首長竜の日」乾緑郎
鍼灸師の方が書いている小説だったので、 つい手に取ってしまいました。 「このミス」で大賞を取り、映画化もされた作品のようです。
自殺未遂を図って昏睡状態となった弟の元を訪れ、 SCインターフェースという技術を用いて、 弟とのコミニュケーションを計り、 自殺の動機を探るというのが主な話の流れです。
読んでいるうちに昏睡世界と現実世界の区別がつかなくなり、 更に過去の回想が入ることで時間軸も曖昧になり、 読んでいると自分が今どこにいるのかわからなくなるような そんな不思議な感覚に捕らわれます。
なので、ミステリーというよりSF寄りな作品かなぁ。 「このミス」大賞受賞作品ということで、 過度な期待を持った人からは酷評もされてるようだけど、 個人的には普段読まないタイプの話だったので面白かったです。
鍼灸院が舞台の本も出してるみたいなので、 機会があればそっちも読んでみよう。
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