「玉村警部補の災難」海堂尊
加納警視正と玉村警部補が出てくる話を集めた短編集。 全部で四話ありますが、話の繋がりはなく、一つずつ独立してるけど、 そこは海堂ワールドなので、他の作品との繋がりもちらほら。
特に「東京都二十三区内外殺人事件」は 文庫版の「イノセント・ゲリラの祝祭」に掲載されているくらい 話としてリンクしている部分があるので、読んでみると、 霞が関での会議前後の田口先生の動向が知れる仕掛け。
「このミス」に掲載された作品だけあって、 いつもよりミステリー要素多めです。 個人的には「エメナルの証言」が一番好きかな。 栗田なる新キャラは今後も出てきそうだけど、どうなんだろう。
最新作まで追い付いてないので、早く追い付きたいような、 じっくりこの世界観を堪能したいような。 「ジェネラル・ルージュの伝説」を読んでよりこの世界に沈み込んでみよう。
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