す〜のお勝手お気楽な日常
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図書館で借りてきた、野中ともそさんの「フラグラーの海上鉄道」を読んでいる。
また東野圭吾でも借りようかな〜と思いながら、ざっと棚を眺めていたときに 「フラグラー」という単語が目に飛び込んできた。
好きな本の中の、 「石油王フラグラーは成功の秘訣は計画が完遂したところを思い浮かべることであると自認し、彼は目を閉じて巨大な石油産業を想像して汽車が煙を吐きながらレール上を走るのを実感していた」 という一節を覚えていたので、すかさず「フラグラーの海上鉄道」を手に取った。 表紙は見たことのある風景・・・キーウェストに向かう途中の、今は使われていない、途中が落ちている鉄橋。 そうか、この鉄橋はフラグラーが思い描いたものだったのか。 鉄橋は、フロリダを襲った巨大ハリケーンによって壊された。 小説でフラグラーは鉄道が完成した少し後に亡くなっていて、自分が作った鉄橋で多くの人が命を落とすのも財閥が崩壊するのも知らない・・・と。
小説は、キーウェストとキーズを結ぶUS-1周辺を背景に描かれている。 2003年8月に旅したキーウェストの風景が思い出される。 また行きたいな・・・
おっと、本返す日が迫っている。 早く読まないと。
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