す〜のお勝手お気楽な日常
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2005年02月17日(木) 哀愁の・・・

三十●回目の誕生日。
なんて、隠しても仕方ないんだけどな。
とりあえず、あとちょっとで十の位が変わるくらいのトシ、ということで。

日付が17日に変わって2時間ほど経った夜中、体調不良で先に寝ていただんなの横にもぐりこんだら
「お誕生日おめでと」
と言われた。
そのときは、自分でもすっかり忘れていたので、ちと嬉しかった。

朝・・・娘たちが起きてきた。
だんなが「ママに言うことは?」
・・・
・・・
???

「おはよう?」
・・・

だ「今日、何の日?」
A「??」
・・・
A「あ〜、ママ、お誕生日おめでとう」
B「あ、おめでとう」

娘にも忘れられているとは。
存在感など全然ない母である。

も〜いいよ。
今日は、自分でも忘れないように、と婦人科検診を設定していたので、さっさと病院に行く。
でも、よくよく考えたら、誕生日に婦人科検診というのもなあ。

帰宅後、会社のメールを自宅でチェック。
雑務を片付けていると、新着メールが。
職場のヒトから。
10ヶ月年下の彼は、毎年2ヶ月だけ同い年になる。
「Happy(?) Barthday!
また、差をつけられてしまいました」
なんじゃ、その(?)は〜
確かにめでたくもないけどさぁ〜
差だってつけたくないけどさぁ〜

でも、何だかんだ言っても覚えてくれているヒトがいたとは。

「娘たちでさえ忘れていた誕生日、覚えていてくださってありがとう」と返信した。

それに対する返信は
「今日、Mくん(職場の後輩、誕生日が近いらしい)のお誕生飲み会で、時間管理票見てたら検診になってたんで、おっ誕生日だなと・・・」
そうだ、数日前に「誕生日に検診に行くのでお休みで〜す」という話をしてたな。
そうか、それで覚えてただけかぁ。


夕方、まだ会社の終業時間前にだんなから電話。
だ「体調悪いから、早退することにした」
ほ〜、す〜の誕生日だから、理由つけて早く帰宅してくれるのかなあ?
・・・って考えてたら、ホントに体調が悪いだけだった。
帰宅後「食欲もない」とうずくまっていただんな。
夕飯、どうするんだよお〜
アタシ、誕生日なんだよぉ〜

そんな叫びもむなしく、それから体調悪いだんなと買い物に出る気力もなく。
昨日の鍋の残骸があったので、そこに冷やご飯ぶっこんで、卵入れて味付けしておじやにした。
冷蔵庫にあった豚肉をエリンギと一緒にごま油とにんにく酢で炒めて醤油で味付けしたものと、スナックエンドウ&かぼちゃを茹でてマヨネーズであえたものをおかずにした。

「アルコールを抜くとアル中になる」と普段のたまっているだんなが、ちびちびとウーロン茶を飲んでいた。
す〜は自宅ではだんなが飲まないと酒関係はほとんど飲まないので、ウーロン茶を一気飲みした。

かくして、HappyBirthdayのひとことも聞かれなかったおじやディナーはつつがなく、とどこおりなく、感動もなく、終了した。

まただんながうずくまってたので、さっさと洗い物を片付ける。
水垢取りクロスを病院近くのイトーヨーカドーで買ってきたので、蛇口とシンク周りをがしがし磨く。

なんか、哀しいかも。

娘Bが聞いてきた「ママおこってる?」
・・・
う〜む
す「おこってるよ」
B「誰におこってるの?」
す「誰にもおこってないよ」
B「??」
す「ん〜、そうだねえ、見えないチカラにおこっているんだよ」
B「?????」

そう、今年の誕生日は、きっと何か見えないチカラが働いて、哀愁の誕生日になるように仕組まれていたに違いない。

来年はいい誕生日になりますように。

って、家族にお祝いしてもらうのは今週末だった。
『自分で』ホテル予約して鉄板焼レストラン予約して、ちゃんとセッティングしてるんだった・・・(って、それって祝ってもらうというのか?謎)


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