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2006年01月09日(月) |
深夜に眠いのに愚痴を垂れたいつまらぬ日記 |
「私をお、馬鹿にいいい、すううるうううなあああああああ!!」
というセリフを書いて今日は終了。なんだか嫌な日記の始まりです。 ていうか今日は愚痴りたい……。 小説を書いていて、すごく内輪な愚痴ってみんなどこで吐いてるんだろう? それこそmixiとか? いやここの日記はあくまでもちは天サイト内の一つだし、小説だってちは天のものだから全然別のとこに書く必要ないんだけどさ。
「女神の果実」を書き進めています(だから新刊はどうしたよ)(女神は新刊にはなりません)。 なんだかねえ……。見つかったネタ帳をもとに書いてるんだけどねえ。ネタ帳の中のアイリーンが、どうにもアイリーンじゃなくなっています。うーん。 長らく書いてるとさ。だんだん、このキャラってこういうとこあるんだーとか、こういう場面に持っていくとこういう反応するんだーとか、細かいところだと口調のくせとか、わかってくるんだよね。最初から全部決めちゃってることはないの。ていうかそれは難しいの。書きながら決まってくるんだと思う。 だからこそ、あんまり長編だと前の方を書き直したくて仕方なくなるんだよね……。なんだか違う人みたいだから。 小説は、自分の中で新鮮なうちに、終わらせるのが良いらしい。げふぁ(吐血) ネタ帳の中のアイリーンを、定まってきたアイリーン(多分こっちが本物だと思う)に変換しつつ書いています。ああ進まない。 ネタ帳では、敵を前にしてラウルが静かに話そうとする後ろで、アイリーンがぎゃいぎゃいわめいてオリーブは黙ってるのですけど、なんだかぎゃいぎゃい言っているアイリーンは私の中でもうアイリーンじゃなくなっています。誰だこのキレ気味女は。 でもアイリーンが言わないと誰も言わなくなっちゃうので(だってオリーブったらそういうときに喋る子じゃないんだもん)、仕方なくぎゃいぎゃいする理由とか後付けしています。 主人公がホント喋らねえ……。 喋らないけど、視点は三人称でありつつもオリーブ固定なので、何を見ても感想とか全部オリーブです。でも喋らない。うーんうーんやりにっくー。
でも不思議。 このお話、だったら主人公をラウルで書いてみよう〜とかアイリーンで書いてみよう〜になったら、おもしろくないと思うのです。ラウルの行動をずっと追ったら、単に「恨み節炸裂男がひねた目線で斜めに見た世界」になってしまいそうだし、アイリーンだったら「目覚めた天使は高飛車で私が全ての美の頂点! 記憶がぶっとんでる間は話がとまっちゃうよでも深く考えないで先へ進むぜベイビー」な話になりそうです。怖いです。
一度でも、長いお話で先に煮詰まった方がおられるとしたら。 ぜひ、「主人公を他のキャラだったらどういう話になるのかなー」と想像してみてください。 やっぱり、これで良かったんだな、って。納得いったら、続きを書く気力も生まれてくるよ。 でももし「こっちの方がおもしろそうだ」と思われた場合は。 ええと、素直に書き直すがいいよ……(何のフォローにもならない)
ときどき思うのさ。 オリーブたちはどこの人だろうって。 お話の中では、一応中世から現代に向かう時代あたりの、キリスト教圏のどこか北の方の島国ーと設定しておりますので、そうなのだけど、でも実際書いてる作者が日本人だから。 きっと物の考え方が、現代の日本人っぽいんだろうなぁ。すごく。 その辺、作り込みが足りないーということの現れでしかないですね。 細かいことですよ。現代のアメリカさんのどこかではね。お別れの見送りはあっさりしたもんですってよ。例えば日本人だと、玄関を出たら庭の先のもんを出るまでは見送ってたりするの、割合普通の光景ですけどもね。あちらではドアを出たらハイさようなら。もう一度振り返ってご挨拶〜と思ったら、鼻先でもうドアが閉まってた。なんてことがよくあるらしいです。 車で学校まで送って、行ってらっしゃいの挨拶は濃厚にキスしたりするけど、ドアを閉めたらあっさり発進。子供もすぐに門内へ消える。電車でお別れのとき、ホームから車両が見えなくなるまで手を振るーなんて、滅多に見ない光景らしい。 うーん。 多分オリーブ、誰と別れるのでもホームで立ちつくしてると思う……(女神のお話では電車も汽車もない) これは日本人としても感性なのだろうね。作者は当たり前に書いちゃうけどね。それ考えると、現代のお話を書くのはすっごい楽なんだねえ……。
でもまあ気にしても仕方ないね。 どうせ読者は日本人しかいないだろうからねっ!! どうせ海外に流出するわけないっていう広い範囲の心配なんかする方が阿呆だし! どうせ私の小説で中世西欧の文化を推し量ろうとする人もいないわけで! 全然問題ないです。オリーブは名前と容姿を変えるだけで日本で立派に暮らせます。
どうでもいいけど、最近オリーブが愛しいです。多分私が年を食った所為だと思います。 小さくて若くて普通の子が可愛くて仕方がない。娘を見ている気分ですね。 ああ〜〜〜そのうち娘たちが本当の恋とかしちゃってさ〜〜〜根ほり葉ほり聞こうとしてる嫌らしいお母さんに私ったらなっちゃうんだわ〜〜〜いや〜〜〜〜。 そんで、いくつになっても中高生主人公の恋バナとか書き続けてるんだわ〜〜〜若いつもりなんだわ〜〜〜〜きっと若者の言葉遣いとか、本人合わせてるつもりでも微妙に古くさいんだわ〜〜〜〜〜。 娘の口調で勉強すればいいのか。そうか。なるべく娘を普通の女の子に育てたいと思います。幼いうちから夏や冬にビッグサイトで祭りに参加したりする子には育てたくないものです。 二次は危険だよね……。同人誌通販サイトぷらっと眺めてたらさ。エウレカセブンのオールキャラギャグとかいいなあとか思った……。そこのサイト、どれみ本があったらやばかった、買い物カゴに入れてたよ……。女性向けサイトで良かった……男性向けだったらふたご姫とかも普通にあるんだろうなあ……エロはいらないやおいは嫌い、オールキャラギャグにすっごい惹かれてああ私ったら遅咲きオタク街道まっしぐら一歩手前。目の前は壊れそうな吊り橋。渡ったらもう最後。ああ〜〜〜おいでおいでと手招きが見えるうううう〜〜〜〜〜(もう寝ます)
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