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モバイルたぬきにありますが、Mac miniを手に入れてしまいました。旦那はいろんなところからいろんなものを手に入れてきます……あまりお金をかけずに。物々交換とかね。 で。いろいろ繋ぎ直して、Mac miniはよいスピーカーから音が出るようにしました。なので、たくさん音楽をぶち込んでいます。おーいこれじゃあMac miniはでかiPodと呼んだ方がよさげじゃあないか! iTunesの私のリストには、やはり手に入れてもらったスピッツのアルバムが4つくらい、シンガーソンガー、おまけのように平井堅を入れてもらいました。 ……スピッツはいかん。持っていかれそうになる。うん。最近まともに聴いていなかったところへ、アルバム4つをシャッフルして浴びるように聴いているのがイケナイのかもしれない。イケナイつーこたあないのだけども。 しかも、色色衣はいいとして、リサイクルとスーベニアと三日月ロックだからね。新しめが2つにリサイクルは聴き込んだ曲ばかりのベスト盤。頭がくらくらしないわけにはいかない。
スピッツは、泥臭い。そこがよい。 部屋着に裸足にサンダル履きで、ちと寂れた商店街を抜けてかわっぺりの土手の上、風が揺れて雲が流れて色を変えるそんな空の下。そういうにおいがする。いやまさにそんな歌詞の歌もあるんだけどさ。 かっこつけた台詞が似合わなくて。素直になってみたら妙に照れくさくて。でも、その恋にはちゃんと涙も嘘もある。全部本当で、全部手に届くとこにある感情が、そのまま。 そういう話を書きたくなる。
ときどき見かける。誰かの歌のタイトルと同名の小説をね、オンラインの小説で。 それがわかっちゃったら、もう読む気がしなくなる。あーそういう世界観なのかーとか、読む前からわかっちゃうから。もしかしたら内容は全然違うのかもしれないけど、でもタイトルかぶせてるのは明らかに狙ってるはず。かぶせた効果をわかっていてやってるはずだから。(だって比較的よくみるのはCoccoさんの歌のタイトル。好きなのはわかるけどさー、はまるのもわかるけどさー、いくらなんでもCoccoさんは独自の世界が濃いんだよ、わかりやすすぎるってもんでしょう) だから、自分はやっちゃいけないと思ってる……んだけども、ね。 この泥臭い普通すぎるありふれた感情がいっぱいの、スピッツの歌をインスパイアして(←笑うところ)小説を書いてみてええええ〜! ……すんごい誘惑だこれ。厳しいぞ。
あ、そうか。黙ってりゃいいんだ。 タイトルとかテーマとか隠して、おいしいとこだけいただいて、小説書いちゃえばいいのかー♪
……自分が許せる範囲にしような。自分を騙すのは難しいんだぞ。 自分が「スピッツをぱくったー♪」と一度でも思ったら、ずっとついてまわるんだ。たとえ誰に気づかれなくても。
ぐはぁ。 オリジナリティ出せるよう、頑張ります……スピッツの、テイストだけ。うん。 多分、「どうか正夢 君に会えたら」なんてせりふ、あの高い澄んだ男声だから、素直に聴けるのかもしれない。これが女声だったら軽い思いにしか感じられないし、野太く響く低い男声だったら……ちっとキモいかも。 ああ〜〜〜マサムネさんの声がすーきーだー。 私はつまり、泥臭い感情の湧き出るお話が好きなんだということです。学ランと自転車とワンピース。どこかで読んだが、うん。最強の組み合わせだあちくしょうめ。あと裸足。あと、すっぴんの笑顔! 寝起きのぐしゃぐしゃの髪ー! 泣きすぎてティッシュでちーんってかみすぎて赤くなってる鼻の頭! 細かい細かいよ俺! なんだか「萌えバトン」での回答より、こっちの方が私の原点としての「萌えポインツ」のような気がしてきた。うん、多分そうなんだろうな。
ちなみに、スピッツの作る・歌う歌が好きなのであって、マサムネさん本人を愛してるーとかそういうのはあまり感じません。私はそういう傾向が強いようだ。作品で十分、S・キングもCoccoさんもチャウ・シンチーも。(えっなんでそこでチャウが?)(津田寛治って書きゃ良かった……となぜか後悔)
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