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2005年05月19日(木) |
男たちにテールを振って走る、赤いロードスター♪ |
(タイトルは変なポエムではなく、松田聖子の歌「真っ赤なロードスター」です)
先日のコミティアで、私の大好きな車・ロードスターについて愛を叫んだ(としか思われない)本を買いましてね。ヨカッタ。 私のかつての愛車でした。私はロドスタで運転を覚えたといっても過言ではありません(だって今ペーパーだし……ていうか次の免許更新いつだっけ……?)私は生涯に4台の車しか運転した事がありませんが(教習車2種、現在のうちの車アルテッツァ、そしてロドスタ)中でも一番運転時間が長いのがロドスタです。 私は車の小説を、シリーズで書きたいと思っておりますが……まだしばらく、ロドスタの小説は書けないと思っています。(シリーズの第1話ですら完結してないのに何言ってんだかって感じですが)
なんかね、好きすぎて書けないんだよ。
ロドスタを、バカみたいに褒め倒して褒め殺してしまいそうなんだよ。いいとこいっぱいーと浮かれるだけの小説なんか、おもしろくもなんともないよ。だからといって、悪いとこ書くの、なんか嫌なのよ。 ロドスタのオーナーは、ロドスタの悪いところもまとめて愛してるっていう人が多いから(でなきゃあんな車乗れねえよ)悪いところも書いて結局うまく褒める方向に持っていけばいいんだけどね。 なんだかロドスタではダメなのだ。 感情論。
だから、最初のシリーズで、カニ目にしたのでした。 小型で、けろけろっとかわいい顔してて、新しくはなくて。カニ目の方が「古い」という点でロドスタに比べればずっと条件が悪いのだけど、もちろんそれをまとめて愛している人の姿を書こうと思って、始めました。 多分、内容を、カニ目じゃなくてロドスタに替えても、話の内容や雰囲気としては大して変わらないものになったと思います。 でも、ロドスタに出来なかった。だからカニ目。(とかいうとカニ目オーナーさんに怒られそうですが、私はカニ目に乗ったことがないので許してください)
私はロドスタに多大な愛着があったよ。 ただでさえ町中で目立つ、真っ赤な小さいオープンカー。 ドアを開けて降り立ったのは、でっかい腹の妊婦でした。 多分、それを実際やってた所為だと思う。
二人目を妊娠したとき、どこの産院に通おうか迷った。一人目のときは、とりあえず近い所〜つーことで、駅向こうの産院に自転車で通ったんだけど(妊婦は自転車に乗ってはいけません)そこしか知らなかったからなのだった。成増には住んでまだ年数も浅くて、会社通いの日々で、成増は食材買って家で寝るだけの土地だった。他に選択肢がなかった。結局、実家で生むからってことで途中で産院を変更したわけさ。 でも、二人目のときは。一人目を生んだ産院がとても良いところだったので、またそこにしよう、と。でも、妊娠初期は週1で通わなきゃならない。とりあえず今回も最初は近所にしておいて、途中で替えても良いわけで。 でも、それ、しなかった。最初から実家の方に通う事にした。 だって、ロドスタがいてくれたんだもの。
結構、夢だったんだよ。屋根をどーんとオープンにしてさ。 助手席には小さな長女。ネギと大根が空に向かって突き出しているビニール袋を脇に、二人で子供向けソングを歌いながら、のんびり近所を走るのが。 高速使って通うのが、楽しみになってたんだよ。
もちろん、妊娠初期で悪阻の酷い時は、実家にいきっぱなしだったり旦那に送らせたり電車だったりしたけどさ。 そうよ、そういうのが面倒だってわかってたから、病院にかかるのを遅らせたっていうのも少ーしだけあったりして……(いや、友人は妊娠発覚からものすごく期間をおいて病院にかかってた。毎週通うのは金がかかるからって。で医者に怒られたらしい)
楽しかったなぁ。 ロドスタはいいなぁ。 赤いオープンカーから、颯爽と降り立つデカ腹の妊婦。 多分、いつかそんなお話を書こう。書きたいよ。書いてもいいよね。実際にやった人の特権だよね。(別に誰が書いてもいいと思いますが)
しかし…… その友人なのだけど。彼女は実家のそばに住んでいるので、近所をよーく知っていて、産院を選ぶのに周辺のリサーチをものすごくしたらしい。先生の評判のみならず、出産のときにかかる金額とか、持っていくものの違いとか。病院によってものすごく違うからねぇ。さらに出産は病気じゃないので、保険がきくとかきかないとか、いろいろあるわけよ。隣の市の産院にするとかいろいろ悩んで、結局私の通ってたところにしてましたが。 私の通った産院は、退院の日の昼飯に、ステーキを出してくれます。(すごく高い肉じゃなさげでしたが)小さい産院だった所為かな、とてもあったかくって、良い産院でした。一人目の最初に通ったとこは、大きめで綺麗でロビーで人がいっぱい待っているようなとこでしたが、どうも事務的で冷たく見えました。ずっと通ってたら、違ったかもしれないけどさ。
妊婦でいる期間は、短いようで長いようで。 その間、性格も変わるんだ。ものの考え方、食べものの好み。女性の体の内部で、ものすごい革命がおきちゃって、だいばくはーつだいえんじょーぱにっくぱにっくだいこんらーん、てな感じなんだ。そのときは冷静で普通でいるつもりでも、日が経ってから振り返ってみると、子供を腹に抱えてる時期は何かしら自分ではなかったような気がしないでもない。ある種、異常な時期。 そんなときに、乗り慣れた車だから、余計。ロドスタが、愛しいのかもしれないね。 子供二人に増えちゃったら、もう一人を座らせるシートが、あの車にはないんだもの……。
●コメントいっぱいサンキューサンキューべりまっちょ●
誘い受けをかましたら、見事に祝辞コメントがいっぱいになりまして、うわーいみなさんありがとうございました。オバチャン、楽しく年を取りましたー♪ でもね、素でね、自分がいくつかわからなくなるときがあるの。三十路超えたら、数も数えらんなくなっちゃうんだよ! 初期のアルツハイマーかも!(でも絶対実年齢より多くは数えられない) というわけで、以下は言祝ぎ以下に続いて気になった一言にコメント返しをさせていただきます。
◆おお〜。誕生日おめでとうございます!! この一年、パワフルあんどナイスなちはねえさん33才、またよろしくです!
またよろしくです! そうか、私はパワフルだったのかー! 一体どの辺がパワフルなんだろう、自問自答してみる。 ……もっとパワフルに小説を書けー! という自分の心の声しか聞こえてこないのは一体どうしてだろうー! 小さくたって〜パワフルパワフル(古い) とりあえず34に向けてナイスでパワフルでいたいと思います。頑張ろう俺。
◆ハッピーハッピーバースデイおめでとーございます。本厄も明けて余計にめでたいですな。ホビットなら成人式。こんなおめでたい日に律義にメッセージ恐れ入ります。内容が内容ですので、そのまんまうっちゃってくれてもいいんですよ。
これを読んで、初めて本厄が明けたってことに気付いた私でした。ああそうだった、厄年だったんだっけ……。お義母さまにいただいた、太宰府の厄よけが効いたらしいです。思い出せるほどの不幸が私にはないよ! やはー! 不幸っていったら、旦那が車ぶつけられたり(私本人じゃないし)耳の病気が治らなかったり(ずっと継続中でそもそも病気になったのは前厄でもないし)小説がちっとも進まないし(厄の所為にする気か)、その程度です。うわーい。お守りすげぇや。道真公万歳。みんな厄よけに太宰府へ行け。そして梅が枝餅を食え。 さらに。そうか……成人式か……。フロドが旅だったのはこの年だったっけ……? いやもっとおっちゃんになってからでしたっけ。映画じゃあんなに若くて美しいから、あれーって思っちゃった記憶が。ダメだ忘れてる。とりあえず私は元気な若者ピピン萌えです。どうでもいいね。 そして例のメール。つい最近、どうでもいい新情報が入ってきたりしましたので、やっぱりいずれお返事させてくださいね。すごくどうでもいいサイト情報とか。読んでみて、きっと「うわーどうでもいいや」って思えること請け合いです。
◆あら、姉さんもお誕生日でしたか。おめでとう御座います! 焼肉ですかー。…自分には吐く危険性が高い食物ですな。それを軽々とこなすちは姉が羨ましい限りです。ケーキもここしばらく食ってませんし(甘いものはどちらかというと苦手です)。ちなみに自分は誕生日でもなんでもないですが、今日もばっちり酔ってます。年中酔ってます。うふv ではー!
今日も元気に虚弱体質ですなー! それも君の生き様さー! 酔うなら今度は養命酒にしてみたらいかがでしょう。冷え性に最適だー! 私は焼き肉も甘いケーキも大好きだー! 食い道楽って素晴らしいー! 嫌いな食べ物を思いつきません。鉄の胃袋……とは言い切りませんが(でないとイベントでいつも何かしら変な食べ物持ってくる相沢●乃とかいう人に何食わされるかわかったもんじゃないよ)毎日なんでも食って美味しくて幸せです。 しかし、娘が家の食事は喜んで食い、「おかあさんの作るご飯は世界中で一番美味しいよ♪」とか幼稚園でもはばからず言いまくり、幼稚園での給食を「まずくて食べられなかった……」と残してきたりすると、もしや私の作る飯は異様な味で、それに慣らされた娘は異様な味覚を持つようになってしまったのではないか、と心配したりしなかったりする毎日です。 そして、姉1号(四捨五入して四十路になる年になってしまった)に、私の肌をぷにぷにさわって「たるんでないね!」と褒められた直後に「肉がつまってんだね」と地獄に突き落とされたりしています。確かに、私の目尻には皺はないよ! でもその代わり、肉でぱんぱんにつまってるのがわかるんだよ! 悲しいかな、私を焼き肉にしたら、霜降りでもなければカルビでもないと思います。ロースだな。赤身。脂肪いっぱいというより、肉肉肉って感じだ。堅太りだ。一番痩せにくいっていう……あああ……
あ、コメントが前後してしまいました。先日いただいた方のコメ。
◆「らぶえっち」ってそう言う意味だったんですか…初めて知りました。そうか、あの検索ワードはそういうのを求めてたんだな、なんとなく納得。でもウチのエロはちょっぴり女性向ですが(でもホモはいませんが)あんまり幸せじゃないので範疇外でしょう、多分。 あと、午後カフェお疲れ様でしたー。逆にドキドキさせてしまってすみません(笑)。なおちの性別は今後も不詳で行きますので、そういうことでよろしくv(笑) では!
お名前を伏せないで載せさせていただきました。先日のお礼の続きということで失礼させていただきます。なおちの性別は、もう多分性差のない人ってことでまとめてみてはいかがでしょうか。そういうのを突き抜けた史上の存在ってゆーかぁぁ! いや、そしたらエロい話がしにくいですね。じゃ、両性具有……っぽい人とかー! いっそ雌雄同体! 全部自己完結! どうも海中を漂う単細胞生物みたいですね! 全然エロくない、爽やかで素敵ですよー!(テンションをあげて突っこみ回避)(になってない)
さて、女性向けのエロってなんだろう、と考えてしまうですよ。ホモがどうして女性向けって言われちゃうんでしょう。男性視点に立ってないから、でしょうか。ホモ小説で男性が共感するのって、少ないのかなぁ。そうなんだろうなぁ。 男性向けのエロって、ただとにかく女とヤリまくるー、とか、鬼畜ー、とか、女性視点に立ってないってことですよね。「らぶえっち」ジャンルが、女性が読んで幸せになるえっち話(が多い)ジャンルなら、男性向けってなってたら、読んで男性が幸せになる……のかなぁ。 双方、読んで幸せになるえっちジャンルって、ないのかね。 女性が幸せになってたら、男性も幸せにならないかなぁ。つか、男性が好きで好きで幸せにしてあげたい女性と、幸せなえっちをしてる話ってのは、男性向けエロにはないのでしょうか? 私は男性ではないので、男性の求めるところのエロ話がわかりません。「女を気持ちよくイカせたら、女も男も幸せだろ?」と言われて、そうじゃないんだよって言っても、多くの男性には理解しがたいこと……だったりするのかなぁ。 あ、違うか。 男性向けでも女性向けでも、女性主人公で女性が幸せなえっちしてたら、多分両方幸せだよね。そういう話ならあるよね。 男性向けで男性主人公で、ひとりの女性を心から幸せにするえっちをする話。……少ないかもなぁ。あったら、エロ小説じゃなくて、普通の恋愛小説になってる可能性が高そうだなぁ。まぁ、複数の女性を幸せにするエロ話なら、いっぱいありそうだけどね(笑)
注:ちはは男性向けでも女性向けでも、あまり「エロ小説」を数読んでおりませんので、適当に想像して書いています。 全然違いますぜ世間知らずのお嬢ちゃん、と思われた方がおられましたら、どうぞ無知なお嬢ちゃんにご教授くださいまし。 世間知らずのお嬢ちゃんなんかおらんがな、おるのは世間知らずのオバハンやないけ、という忌憚のないツッコミも普通にお待ちしますのでご遠慮なくどうぞ。
先日、「らぶえっち」でも、全部が全部「女性が幸せになる官能小説というわけではない」というようなお話をいただいたことがありましてね。 少ないジャンルに切り込んでいくっていうのは、大変ですなぁ。 私事ですが、車小説が少ないジャンルだろうというのは想像つきます。パワフルに書いて売り込んでみようぜわははははは。(どこに売り込めというのだ) 小説の更新をしたいです。でも、小説ページの形が気に入らないので、作り替えようかと思ってちまちまやってたらめんどくさくて、全然進みません。うひーん。
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