perspective
DiaryINDEX|past|will
2004年04月04日(日) |
注)すごく長い感想です。(ほん怖、放送直前SP、犬神家) |
今朝方までリピートしつつCMカットやチャプターうちを早速やっていたので、眠いです。 今日が日曜日で良かったよ。
「ほん怖特別編」 おかえりなさい、吾郎さん。 2週間前に「コンビニ行ってくる」と言った通りにコンビニの袋をぶら下げて帰ってきました。 こういう細かいお遊びもきっちりやってくれるところが嬉しいなぁ。 でもね、「もしもツアーズ」や「F2」は関東ローカルじゃないとわかんないって(涙)
今日は怒りの菅くん。吾郎さんより男らしいぞ(笑) そして力一杯吾郎さんの指を掴む清田くん。シャツしわしわになるぐらいだもんねぇ、痛いって。 うん、でもいいなぁ。吾郎さんに肩くんでもらって指まで握りしめて。 よっぽど痛かったのか五字切りの後、いきなり清田くんの手を掴んで驚かせてる吾郎さん。 完全にいたずらっ子の顔になってますよー。かわいい。 それと「諸君静かに!」ってあんたが騒がしくさせてんやん。ははは。
最近一番怖かったのは&Gだそうで。「いつもは4人のお友達と歌ってるから」って言い方可愛らしすぎ。 あんじーは普通っぽくしてても内心ドッキドキなんだね。 「心配性なんですか?」「緊張しちゃう体質なんですよね」ってほん怖メンバーに分析されて アドバイスまでうけてる吾郎さん。リーダーなのに……(笑) そんなあんじー、Mステスペシャルにご出演だ。がんばりやー。
最後の吾郎さん→金田一の変身って、これだけ…? 「企画」と聞いてたから、もうちょっとなんかあるのかと思ってましたわ。 はぁー、これにて吾郎さんともしばしお別れ。スペシャルでも第2シリーズでもいいから待ってますよ。のんのん。
「犬神家の一族・放送直前スペシャル」 去年の10月、倉敷のロケからクランクイン。那須神社を訪れるシーンから。
役作りでは髪を夏ぐらいから伸ばしてたので「ライブの時は大変だった」と。 次の八つ墓村が夏頃撮影だとしたら、そろそろ伸ばしはじめるんでしょうか。 それとフケ。少ないと画面に映らないので増量してみたら「フケじゃないよなぁ(苦笑)」ってぐらいの量に。 確かに本放送見ると、大出血サービスってぐらいでしたな。 ゴロさん曰く「(今まで)キレイ好きの役が多かったし、不潔な役は初めてなのでむずかしい」とか。 ちなみに「僕的には(不潔なのは)許せない」。 そうだよなー、スキンケアや身だしなみにこだわらないなんて稲垣吾郎じゃないもんね。
「(金田一は)尊敬するそうそうたる先輩方が演じているので、責任重大だし嬉しかった」とゴロさんも言う通り これだけの大作で今までに何度も映像化されていると、主役のみならず共演者の方々 もちろんスタッフに至るまでプレッシャーもあると思うのですが 皆さん積極的に役に向き合っていて、いきいきとしておられるのは流石プロだなぁと。 特に佐野浅男さんが「(これまでの歴史ある役を)吾郎くんがどう演じるのか楽しみながら (自分も)演じています」とおっしゃられてて、暖かく見守ってくださって。ありがたいことです。 ゴロさんも「大勢の素晴らしい役者さんと共演できて光栄」と、ほんとに嬉しそう。よかったね。
若い金田一なので「走るシーンが多い」「下駄は初めてだし、走るのは難しい」。 いやでも、さまになってるよ!意外と(爆)まともに走ってるーって感動しちゃった。
撮影ラストはアメリカ時代の金田一。 クランクアップで花束を貰った後のいたずらっぽい笑顔が良かったな。 本当に楽しくってしょうがなかったのが、つい出てきた感じで。 「最後にちょっと寂しい感じがしたんですけど、僕自身もまた金田一に会いたい」 こちらとしても会いたいですよ。だから八つ墓村の制作決定はうれしいっす。
「犬神家の一族」 正直言って、原作・映像作品とも詳しいわけではありません。この放映前にさらったぐらいですから。 しかも稲垣ファンですので所詮好意的な視線にたってしまうのはご了承下さい。
・「誰も知らない…」 アメリカにいて、麻薬中毒だった事、何らかの事件を解決した事 そして久保銀造氏に援助してもらう事以外は完全オリジナルなので 原作ファンからみるとイメージに合わない所もあるのかもしれません。 (ちょっと調べてみたらジャック安永も金田一シリーズに出ている人物なんですね。知らなかった) それでもかなり善戦していたと思います。演出がコミカルなのは賛否別れる所でしょう。 私は楽しめました。 金田一にアドバイスするFBIがフーバーって。凄いシャレだな…。
・「犬神家」本編 かなり原作に忠実なストーリーだったんですが、若干映画(市川監督版)に似通ったところもあり 穿った見方をすれば、おいしいとこ取りともとられるのかなと。 でも変に冒険するでもなく、オーソドックスな作りなのは吉と出たのはないでしょうか。面白かったです。 映像的にはもう少し暗い画面でも良かった気もします。湿った感じをもっと出しても。 横溝・金田一というとじめっとした暗いイメージがあるのですが、今回はドライでクールなイメージ。 それが稲垣金田一のカラーなのかな。 もともとハイビジョンで撮影したのを処理で画質を変えたそうで、それは正解だったと思います。 ハイビジョンの明るい画面では気分でないもん。
なんといっても松子(三田佳子)の怪演がすごかった。 竹子、梅子はいわずもがな、佐清さえもかすんでしまうぐらい。 実はキャスティングを初めて聞いた時、三田さんに若干違和感がありまして…。 それは間違いでした。申し訳ないです。やっぱり凄い俳優さんなんだと認識を改めました。 珠世も清楚な美しさが出ていました。ただ謎めいた感じがもっと欲しかったかな。
金田一がスクラップブックや本持ち歩いてるのには笑いました。 「本当に名探偵?」って言われてるのに妙に嬉しそうだとか。頭をかきむしって考え込む度に カメラ前まで寄ってきたりするのも、自己アピール旺盛ってことなのか。おいおい。 逆にやり過ぎ(スクラップブックや本)とも言われそうですが、そこが稲垣金田一の個性ということでどうでしょう? 難を言えばやはり年齢的にまだ若いのかな…と少し思ったり。 でもヤング金田一とか言ってそれを売りにされたらもっと困ったかも。
それにしても不思議な建物だ。犬神家って。 湖の対岸や門の正面から見ると、屋根がいくつも連なっているじゃないですか。 何階建てなんだよ。それとも斜面に建っているんですか? それから障子にはめ込まれたガラスの家紋とか、小道具にいたるまでしっかり作り込まれてて隙がない。 珠世の落としたブローチ、佐智のボタンが原作通りのデザインだったのはちょっと感動。 あと、とても印象に残ったのが手紙、遺言書などの手書き文字の美しさ。 日本語って縦書きの言語なんだと改めて思いました。
さて、ここからは稲垣ファンのツボ。 なんつってもマント姿が秀逸。はまってるよー。 それとアメリカ時代のジャンキーっぷりですな!(さすがジャンキーの役も3度目だしね) こういう時ってガラス玉のような生気のない瞳になってて、人間のクズどころか人形のようで。 それがまぁ艶っぽいったら(爆) なのに事件と聞いたとたん、目を輝かせて嬉々としたり。表情がくるくるとよく変わります。 星監督も脚本の佐藤さんもゴロさんのオイシイところをよくご存じなので 見どころをいっぱい作って下さって、有り難いですわ。 あー、でも佐藤さんの監督作品もまた見たいなぁ。ゴロさんを綺麗に撮って下さるんですよねー。
湖のほとりにたたずんで「唯一真実の手がかりは…」と呟く姿がいいですね。 またその声が好み。はぁ…うっとり。 ラストで帽子を忘れてったのはわざとなんだろうな。珠世が届けてくれるのを待ってたっぽいし。 さすが稲垣金田一、美人に目がない(笑)しかも猿蔵にもモテモテ(爆)
次作に八つ墓村が決まっていますが、ぜひクオリティを落とさないように作って頂きたく。 期待しております。
↑エンピツ投票ボタン
My追加
|