Index/Past/Will
いつだって
期待すると 裏切られる 甘えると 突き放される
そんなことの繰り返し
これからは
突き落とされても大怪我をしないように 傷つかないように もう山のてっぺんまで登ることはやめよう
頂上にさえ登らなければ たとえ落ちてしまってもたいしたことはない 怪我だってしないはず
そんなことを思いながら でも 私はきっと頂上を目指してしまうんだろう 突き落とされても 傷つけられても 山の途中であきらめるなんてできない
でも 本当は
もう私の目の前には 山なんてものは存在していないのかもしれない
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