日記帳

2005年07月08日(金) 凸凹なこの頃

水曜日の幼稚園お迎えのとき、担任のH先生が少し曇った表情で話しかけてきた。いつもこのタイミングで、子どもたちが園でどのように過ごしたかを教えてもらうのが常。

折り紙工作のときに、H先生がぎりぎりまで手助けしてあと一息ってとこまで来たにもかかわらず、
「できないできないー」「ひくいひくいー」「たべるたべるー」(補食するかという問いに答えた)、ところが、教室ではなく職員室へ行こうと促すと「ひくくないー」と翻す。
※補食は他の園児さんの手前もあり、職員室で行うお約束。

・・・というやりとりがあったそうな。

「低い」を言い訳にしてはいけないと思い、職員室で食べさせました。おうちでもそのように躾けてください。とH先生。

がーん。と思ったのは、H先生の目に娘への不信感が顕わだったからだ。愚図って、ごねて、手伝ってあげたのにむげにして、挙句に持病を言い訳に使って。

手を触ってもひんやりと感じられなかった、汗はこの暑さなので判別できない、こういう場合、どう判断すればいいのか、と質問もされたが、「測ってみないと本当のところはわからない」としか答えられなかった。

そう、最近低血糖でも判別しにくいのだ。必ずしも冷や汗をかくわけではない。

前後の状況を聞いた感じでは、娘は嘘を言ったわけではなく、「園長先生の部屋(職員室)に行く」ことに抵抗があったか、低くて判断力に欠けていたか、どちらかのように思えた。

ただ、カーサンも言い切れなかったのだ。娘は嘘をつきません、と。

何回か「空腹」その他不快感を「低い」と言ったり、お菓子欲しさに訴えたこともある。測定器を持っている場合なら、疑わしいときにはすぐ測るので、すぐに白黒はっきりするんだけど・・・。

入園前の面接のときに、持病について説明したとき「甘やかさないようにしましょうね」と園長が言った。園側の持病への理解より先に、そういう方針を伝えられたことに多少ショックを受けた。

そういうことなんだろうなあ。

加えて午後の定期検診で「お母さん甘やかして」という主治医の指摘が重なって、実はカーサン結構凹んでいたのだ。よりによって同じ日に。ふう。

翌木曜の朝、もう1人の担任M先生が「昨日はその後大丈夫でしたか」と気遣ってくれた。「大丈夫でした」とだけ答えた。他に答えようがなかった。

そして今朝、H先生(一日おきに朝のお出迎えを担任ふたりで順番に交代する)が娘を迎えた後、周りを見ながら(他の保護者がいないことを確認)改まった感じで切り出してきた。

娘を信頼していないわけではないということ、そのうえで低くないときに補食させてしまうと、かえって高血糖になってよくないのではないかという質問を受けた。

すごく嬉しかった。

やっぱりあのとき、H先生少し感情的だったんだ。一日置いて、改めて考えてくれたんだ。

もっと病気のことを理解したいんです。知識が無くて申し訳なくて。とまっすぐな眼差しで。

カーサンしゃべりまくった。

低いときは正常な判断力が働かなくなること、園長先生の部屋と言われて娘が感じたであろうこと、家庭でも持病を言い訳にすることは許さない方針であること、「低い」「低くない」と発言がころころ反転するときは補食して欲しいこと(低血糖のリスクの方が高い)。

そして去年の今頃退院した娘が、今年こうして幼稚園で過ごしていられることに感謝していることを伝えた。

お迎えのあと、歯医者だったんだけど、向かう道すがらちょっとだけ涙が出た。ああおセンチカーサン。


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