言葉的遊戯
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2006年03月26日(日) 今期2戦目!

今日はヨットレース今期2戦目です。
先週のレースでは、好成績を残した我々ですが、今回はどうでしょうかね???

8時過ぎにハーバーの到着して、8時30分から艇長会議。
今日はまだ寒いこともあって、僕らの出るクルーザークラスは7艇の出場。
ほとんど同じ大きさのクルーザーばかりなので、修正タイムで結果を競うものの、
着順がそのまま順位になってしまうようなものです。
だからこそ面白いんですけれどね~。

あまり日差しもなく、風も大して吹かず、冬の片鱗をまだまだ大きく残したような今日一日でした。
スタート地点でレーススタートを待っている間も、全然風がなく。
スタート5分前のホーンが鳴る頃に、ゆっくりと風が吹き出して・・・。
今回も前回同様、新鮮な風をいただきます!ってのがテーマでスタートを切りました。
おかげで、弱い風の中で他のヨットたちが風の奪い合いをしている中、スルスルと抜け出すことに成功!
もたもたしているヨットを尻目に、真横を通り過ぎていくときに、

「なんで?なんで?、この差は腕の差???」

なぁんていってるのを真横で聞いてしまったりすると、鼻高々にも程がありますよ~!
スタートしてしばらくの1マークを2番目に通過。
結構良い感じの風にあわせて、追い風の時にあげるスピネーカーをあげて、走る。
次のレグがかなり長いんだけど、後ろとの距離は縮められることなく、良い感じの走りなんだけど、
トップとの差がじわりじわりと開いていく。
う~ん、どこがちがうんだぁ~!っていいたいところだが、
負け惜しみでいうと、トップ艇はボディの軽い、水線長の長い「最近のヨット」で、
我々のヨットは10年前のレース艇。こんな風の時にはやはり差がつきすぎてしまうのか???
でもね、僕らと同じタイプのヨットにはグングンと差をつけて走ることができたよ!
これは大きな収穫です!、同型艇に勝てる走りをするのは大事なことです。

風があまりないために、レースそのものはコース短縮というカタチになったけど、
1位のヨットにはかなり差を開けられたものの、同型艇には大きな差を開けてのフィニッシュ!
いろんな意味で収穫のあるレースでした。

その収穫の一つに、今までとは違い、コース取りの考え方です。
今のポジションになってから、かなり良い感じでクルーみんなが動けるようになってます。
今までは、僕が戦術を立てて、それをみんなに口で言って、それが機能しているかをチェックして、でしたが、
この体勢になってからは、みんなで意見は言うものの、最終決定は舵を握る僕がして、
僕からみんなに「こうしよう」って方向性を伝えるようにしているので、
決定から行動までの時間がかなり短くなったんです。
僕自身のコース取りの考え方は、①ギャンブルはしない、②無駄にスピードロスをするコース変更はしない、
③ボートスピードを最大限引き出すための行動のみを考える(無駄にデッキの上で人を動かさない)
この3点だけを考えているのです。
だから、スタートするときも無茶して船団に突っ込むわけでもなく、
レース中もコースアウトしそうなくらいのコース取りをすることもなく、
スピードを最大限に引き出すために、ボートバランスを考えて、
まるでチェスの配置みたいに捉えられるかもしれないけど、
「あなたはここに座っておいて」みたいにして、みんなに指示を出しているんです。
指示が明確になっているってのも、みんなが動きやすい結果につながってるのではないだろうか?と
自己分析しているんですけどね。

レース後のパーティで順位が発表になりました。
我々は1位のヨットがぶっちぎりでフィニッシュしてしまっていたので、2位でした。



2位の「リアルパラダイス」が我々のヨットです。
前回に引き続き、好調な順位をゲットです。


今日はレース後にパーティがありまして、マリーナのテラスで簡単な立食パーティ。
今日のレースは僕らが停泊しているマリーナ主宰のレースなので、パーティつきです。
基本的に僕らが出るヨットレースは湖面で集合して湖面で解散なんで、こんな事は非常に珍しい。
何より自分たちの停泊しているハーバーが主宰してヨットレースをしてくれるなんていうことはあまりないことです。
それくらいに、ヨット乗りには良いハーバーなんですね。
実際のところ、相当数のヨットが停泊しているし、レースをする目的の人が多いのも特徴ですね。

「どこに停泊しているの?」って聞かれて、「滋賀の雄琴」って答えると、
100人の男性のうち、95人程度は「あの雄琴?」って聞いてきます。
まあ、そうでしょう。関西でも1・2を荒そうソープランド街があるんですからね。
実際のところ、南に2キロも行けば、まさしくそれがあるわけですからね。
でも、全然違う世界がそこにはあります。
はっきりいってヨットバカの集まりです。
ヨットのパーティとかはまさにそうです。それがまた面白かったりするんですけれどね。
30代40代のおっちゃんたちが我を忘れてしまいそうな勢いでわいわいやってるのは
ある意味において、「こういう年の取り方をしたい」って思える麺でもあります。
まあ、そんな偏屈な楽園が、オトコの性の楽園から、ちょっとばかり離れたところにあるわけです。
でも、最近はあの業界もちょっとしんどいんですかね?
学生の頃は、休日にオッちゃん4人乗りのセダンがぶいぶいと乗り付けていたのに、
前を走る限りでは、何とも言えず人の気配が少なく感じるのですが・・・???

パーティでは、揚げ物から、おでん、うどん、おにぎり、パスタ、豚汁、などなどのものがあちこちで配られます。
みんながそれを求めて列をなして、立食したり、いすに腰掛けて食べたりしているわけです。
食べ終わったら表彰式。我々は今回2位ですので、トロフィーをいただきました。
今回は前回とは違い、トロフィーらしいトロフィーではなく、オブジェがのったトロフィー。
フクロウが乗っているのがあって、「あれがほしぃ~」っていっていたんですが、
我々がいただいたトロフィーはこんな感じです。



これで、1位、2位、3位のぞれぞれのトロフィーがうちにあることになります。
なかなか圧巻の見栄えであります。一人で「うっしっし♪」って笑ってます。




今日も懲りずに日焼けしてしまったようです。顔が熱い・・・。



★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★

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2004年03月26日(金) 楽しければ人生も上々!
2003年03月26日(水) 人生って・・・



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