今日はヨットレースです。
僕らがヨットを停泊しているマリーナ雄琴の主催レースです。
今日はふくちゃんが参加できないために、ぶうやんと森くんと３人でのレース。
大丈夫かな？ってちょっと不安になりながらね。
風吹いたらどーしよう？って思ったりもしていたけど、まあ始まって見なきゃわかりませんから。

レース海面に出てみると、本当に風のない鏡のような湖面でした。
いつも雄琴カップってこんなだよねって感じですけどね〜。
で、レーススタートの時間がやってきましたが、
風を上手につかみきれずに、我々はかなり後方からのスタート。
これは完全に僕のコース取りミスでしたね。
風の強さとラインまでの所要時間の読みが大ハズレで、ただただ浮かぶくらいの状態なのに、
スタートラインの結構後方に位置してしまった・・・。

スタート後は本当に風のない中、ふらりふらりと走っていましたが、どこからどもなく、
ゆっくりと風が降りてきまして・・・。
それに乗って、ようやく走り出すことができました。
ヨットレースをしていて、つくづく思うのが、先行艇のほうに必ずって良いほどに風が吹き、
後続艇のところにその風が届くことがないっていうことなんですよね。
意地悪！って叫びたくなるほどの風なんですけれどね。

最初のマークを回ったあたりから、なんだか、スムーズに走れるようになってきて、
自分たちでも不思議だったんだけど、スイスイとスピードが増していったよな・・・。
気がつけば、後方位置も、中段あたりになり、風を上手につかんで、その後は先頭集団の後ろあたりに。
気持ちが良いものですよ、自分たちの後ろにたくさんのヨットがまだいるっていうのは。
かなり気分が良いものです。



スピードが増して、中盤から抜け出しそうな？僕らです。
ちなみに、赤いライフジャケットが見えるのが僕ですね。

いろんな新しいことをいっぱいやってみたんです。
普段なら「まあええか」になりそうなことも、勝つためにはってかんじになってきたし、
そこまできたら、やろうと思うことは口にしてみようって感じに。
そしたら、それがことごとく良い方向に働きまして、
僕らがエントリーしていた「クルーザークラス」では、僕らより遙かに大きなヨットがちょっと先にゴールしたほかは、
全部我々のあとでのフィニッシュになってました。
気分良いですよ、ここまできたら。
最終レグなんてマジで全員で雄叫び大会でしたし。
先にゴールした大型艇と僕らではレーティングポイント（簡単に言うとハンディキャップです）が大きく違うので
多少の時間の差なら余裕で僕らの方が修正タイムで上なわけでして・・・。
フィニッシュした瞬間に、満面の笑みで今日の功績をたたえ合ってましたね！

とはいえ、結果発表があるまでは緊張するものです。
レース後のハーバーで行われた簡単なパーティで、レース結果を聞くまでは本当にドキドキでした。
でも、「クルーザークラス、優勝は・・・」って言葉のあとに、我々の艇名を呼んでもらったときは
たまらないものがありましたね。
まあ、決して大きなレースでもないし、ほかのハーバーにももっと猛者はいるはずなんですけれどね、
自信にはなります。ヨットに乗る楽しみは確実に増すはずですから・・・。



読みにくいですけどね、「クルーザークラス　優勝」って書いてあるんですよ！
主催者さんからいただいたときはマジで感動しましたね！