言葉的遊戯
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以前、僕はよく困ったことがあると、「やれやれ・・・」という言葉を口にしていました。 これは、村上春樹さんの小説の中で、主人公が矢継ぎ早に起きるいろんなことを前にして、 「やれやれ・・・」と言いながら、それに対処している様を描かれているときの台詞なんです。 僕もこの台詞が大好きです。何とも言えず、たった一言でいろんなことを語り尽くしてしまいそうなこの言葉がね。 村上春樹さんの小説の中で僕が大好きなのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」という作品です。 まあ、詳しくは読んで頂ければいいんですけどね、この作品の中で「ハードボイルドワンダーランド」に生きる主人公は 何度となく「やれやれ」という台詞を吐いています。
世の中は思っているようにはいかないものです。 思っているようにいってしまえば、きっと毎日は思いっきりつまらないことばかりでしょう。 「ああなればいいのに」が絶えずかなえられる世界は決して楽しいものではありません。 桃源郷など一瞬いるのはいいけど、長く入れないものです。 でも、思っているようにいかなさすぎるのは、これまた困ったものでしょう。 なぜ、そうなる?が連発しているそんな世界はストレスしかたまらない、救いのない世界に近いはずです。
上司たるものっていう言葉を枕にしていろいろといいたいところですが、 いっても何にもならないので、あまり語るつもりはありません。 でもね、これだけは言えます。
実像の見えない精神論には誰もついてこない
そんなのがいっぱいいる会社なのです。 ってか、上にいる人間はそんなのばっかり。 コンビニエンスストアのチェーン本部の役割って言うのはですね、 加盟店にいかに上手に運営させて、金儲けさせ、そしてその利益からちゃんといただくものをいただく、 これが本質のはずなんですが、いまやその大義名分はあってないようなもの。
「店が儲かろうが、そうでなかろうが、知ったことではない!、自分たちの利益だけあればいい!」
去年はただただ身体がしんどいです、とか、休みたいとか、そんな理由で会社を辞めたいって希望を思っていました。
「やれやれ」な環境ですね・・・
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2004年06月09日(水) ひとまず・・・ 2003年06月09日(月) ミスター大阪人になれ!
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