言葉的遊戯
DiaryINDEX|past|will
朝の4時に起きる。 思いっきり寝起きが悪い。ってか、気持ち悪い。まだまだお酒が抜けてないし、何より全然眠った気がしない。 まあ、仕方ない、ここで寝るわけにはいかないし、すべりにいくことは大賛成なわけだから。 僕がこの瞬間に起きるという行為だけが僕にとって相当な悪なわけなんだし。
ゆっくりと準備に入る。 かばんに荷物を詰め、顔を洗い、頭を覚ます。でも無理、そんな簡単には頭は起きない。 「いやだ、いやだ、まだ起きたくない!」ってだだをこねるかのような感じ。 森くんが迎えに来る。 板を積み、荷物を載せて、いざ出発!、やはり外は寒い。でも、そのまま滑れるように、ジーンズの下にはタイツをはいてるし、 上着の下にはインナーウェアを着込んでいるし、準備万端!なわけでして・・・。 くーるの家に向かい、くーるとまきちゃんと合流。そろそろ夜が明けてくる時間だわ。 あまりにグロッキーなため、助手席ながら思いっきり寝てしまいました。 起きた頃には、もう車は彦根にまできてまして、すっかりあたりは朝の雰囲気を出しまくってました。 東海北陸道に入って、川島とかいう大きなサービスエリアで休憩。ここから僕が運転です。 森くんの車はシートが椅子のように座る感じだから、いつも乗ってる自分の車はもっと深く座りこむタイプだから、全然違う。 なんだか変な気分だね。
東海北陸道は今シーズンから美並まで上り下りともに2車線に増えてるんですよね。 これで、岐阜にすべりに行っても以前ほどの渋滞に巻き込まれずにすむわけですわ。 白鳥で高速を降りて、そこから下道でスキー場まで。 今回向かったのは、「イトシロシャーロットタウン」ですわ。 結構マイナー系のゲレンデで、なかなかいいところ。大きくないスキー場だけど、ものすごくいい感じのスキー場です。 ゲレンデには真っ白な雪、そして去年味わうことの出来なかった、思いっきりの快晴です!
着替えを済ませていざゲレンデへ! ゲレンデには滑ってる人も少なく、まあいつきても空いているゲレンデなんですけどね。 久しぶりのスノーボード、まずは恐る恐る滑ってみる。 1本目でいきなり小さな谷に脱落! 新雪の中に落ちてしまい、身動きとれずにひたすらもがいてしまったり・・・。 いきなりのことだったけど、脱出するのに、相当体力を使ってしまったみたい。 息が切れて、全然回復しなかったものね。
まあ、それからは結構いい感じで滑れましたよ。 やはり今年1回目だけに、スピードはあまり出しませんでしたけどね、結構しなやかに下半身が動きましたし、滑りやすかったですね。 自分なりには、かなりいい感じでのすべりが出来ましたよ。 やっぱり怖いものです。確実に滑れるスピードでしか滑れません。 しかし、おもしろいもので体は確実に覚えているものなんですね。だんだんといい感じの滑りになってきたし。 まあ、唯一気になったのが、どうやら足の大きさが右の方が若干大きいようで、右足が痛むんですね。 まあ、薄い靴下はいて、すれる部分をテーピングでガードしておけば問題ないと思うんだけどね。
で、あと1本滑ってランチにしようって時に事件が・・・。
くーるがハードクラッシュ&異常な痛みのため、レスキュー出動!
いやぁ〜、ものすごいハードクラッシュでして、車でいうところの自損事故なんですが、 こけた直後は「やってもうたぁ〜」って笑っていたんだけどね、なんだか腕がおかしな方向向いてるなって感じで、 仰向けに横になって、腕を折りたたんで手の甲を見事に雪面につけていたから、 こんなに腕って回ったかしら?なんて思って、「森くん、レスキュー!」って頼んで、 自分のはいていた板をくーるの山側に立てて、レスキューの到着を待つ。 だんだんと興奮状態が収まってくると、痛みが思いっきり増してきたようで、悶絶しまくる、くーる。 スノーモービルが到着する頃には顔が真っ青になってましたからね。 で、まあ勝手な、にわか判断で「脱臼とちゃいますかね?」なんてことを言ってみたりしたんだけどね、 何においても、軽く動くだけで歯を食いしばって悶絶するのをみていると、本当にただごとではないなって感じで。 レスキューされて、センターハウスに戻ると、もうくーるは本当にこの世の痛みとは思えないようなものにおそわれた、 そんな感じの表情を浮かべていましたね。 「どちらにしても、山を下りて病院で見てもらわないといけないよ」っていわれました。 森くんに車を回してもらって、くーるをのせて、まきちゃんと病院へ。
病院へ着くと、とりあえずすぐに見てもらいました。 で、レントゲンを撮った結果は骨折。 遠くからレントゲン写真を見てしまいました。 白鳥の町で入院するわけにも行かないんで、なんとかして大阪まで帰らなければなりません。 応急処理を施してもらってから、車に乗って大阪まで帰ることになりました。 しかし驚いたのが、肩から肘にかけての大きな太い骨が折れるもんなんだなってこと。 スノーボードは危険と隣り合わせであるということを再度認識させられましたね。
大阪に向かう道中で搬入させてもらう病院を探すために電話を。 くーるの家に近いところで、関西医大病院にまずは電話。 「今日は土曜日で、お休みだし、当直もいないし・・・」ってはなからうけいれるつもりなんてないって感じ。 まあ、関西医大ってもともと噂もよくないのを聞くし、ここにいくのもどうかな?って思ったんだけどね、
関西医大のくそ食らえ!、あほ!
で、結局電話したのが枚方にある、星ヶ丘厚生年金記念病院。 こっちの状況を伝えると、準備をしておくからまた近くまで来たら電話してくれ!とのこと。 やっぱり、医者はこうだよね、普通はこんなもんだよね。
関西医大のくそ食らえ!、あほ!
もう1回いうときました。 高速道路を走り、岐阜から大阪へ。 森くんにはいっぱい運転してもらって本当に助かりました。 くーるは座席をいっぱい倒して、体に無理のない状態を維持しています。 岐阜を出て3時間半ほどで病院へ到着。
すぐに検査をしてもらう。 ポキンと折れたのと、ひびも入っていたみたい。 そりゃ、これだけの重傷だったわけだから、痛みに耐えていたくーるはかなりのものだったのでは?と思います。 当初はね、脱臼くらいにしか思ってなかったけど、単純骨折どころか、複雑骨折な訳で。 当然のように即時入院が決まって・・・。 まきちゃんは相当混乱してましたが、なんとか状況に追いついてもらえたらいいんですが・・・。
20時過ぎに病院を出て、まきちゃんを家まで送り届ける。 載せていた荷物を下ろし、まきちゃんに再度がんばってね、と伝える。 森くんには家まで送ってもらい、家に着いたのが21時過ぎ。 スノボそのものでは疲れてませんが、いろんなことが起きて気持ちを追いつかせるだけ精一杯なのもあって、疲れ切ってました。 早速お風呂に入って、まったりと過ごす・・・。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2004年01月08日(木) うわさの・・・ 2003年01月08日(水) では、年始の恒例として・・・
|