言葉的遊戯
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今日は、大阪城の西の丸庭園で行われた情熱大陸スペシャルライブ「Summer Time Bonanza」にいってまいりました。 台風10号がのんびりと西に進む中、大阪城公園駅に。 今日は、森君の職場で勤めている嶋田さんと行くことになったんですけどね、なぜそんなことに?といいますと、 島田さんはもともと誰かと行く予定でしたが、その人の都合が悪くなり、「だれかいないものかね?」って感じに 周りの人に伺いを立てていたところ、森君にもその話が伝わり、「のびすけはどう?」って話になったわけ。 とはいえ、僕と嶋田さんはたった一度の面識でしかなく、ほんまにええの?って感じでしたが、 「よければ・・・」ってことで声をかけてくれたので、喜んで行くことにしたんです。 もともと、このライブに興味を持っていて、行きたいなと思いつつ、チケットを買うにいたってなかった僕としては、 かなりタナボタでありましたね。 さらに、たった一度しか会ってない、嶋田さんですが、去年の暮れに森くんの家でお鍋したときに初めて会って、 「ええやぁ〜ん」って連発していたんですよ。まあ、簡単に言うと、「嶋田さん、素敵!」って思ってるんですよ、僕。
てなわけで、一緒にいくことになったのびすけなんですが、 よくよく考えると、嶋田さんと共通の話題も何もない上に、まあライブなんで、これといって会話を重視しなくてもいいや、 そんな考えも起きてしまうわけなんですけどね、会話を失うと、のびすけはかなり無防備の裸状態になりますんで、 さてはて、いかにしようかしら?って思う、のびすけなんでよね〜。 結構弱気な、のびすけですが、とりあえず待ち合わせに・・・。
午後2時前に、大阪城公園駅に待ち合わせ。 もう半年前にあった嶋田さん、覚えてるかしら?、まあ僕は覚えてるんですけど・・・。なんか、変な気分やわ〜。 そんな変な気分で駅の改札前でぼ〜っと突っ立てると、「どこにいますか〜?」って電話。 「ああ、駅の改札でてすぐ左」って応えると、改札を出て、「あ〜」って笑いながら歩く嶋田さん。 あ〜覚えてるものなんですね〜ってめっちゃ人事のように思ってみたりして・・・。 半年前に話をしたときのイメージと同じで、ちょっととらえどころのないところが彼女らしさ?ってところで、 何か話をしてみても、予想もしない答えが返ってきたり、全然違う言葉が返ってきたりするところは さながら暴走特急みたいな感じもします。 まあ、もちろん、大方は普通に会話してますけどね。 西の丸庭園に、大阪城公園駅からいこうとすると、天守閣の横を抜けて、大阪城を対角に歩かねばならず、 今日から、MBS主催の「オオサカキング」が始まっていて、そこらじゅうでイベントしているので、 ものすごくいっぱいの人がいまして・・・。
で、台風はどうなの?っていいますと、風だけを残して、大して雨を降らすことなく、 いい感じに湿気だけを残して、気温もさして上がらずって感じです。 これが二日前の天気だったりすると、大阪城を対角に歩いているだけで、「シャツ着替えようかな?」って感じになってたかも?
西の丸庭園の入り口につくと、そこにはものすごい行列が。 我々はBブロック整理番号3000番台なんだけど、入り口には「Aブロック1〜100」とかいう区切りがされてて、 その後ろに「101〜200」って感じに続いているのね。 「これさ、どこまでいけば、我々の場所にあるわけ?」ってくらい。 結局、西の丸からお堀を出て、思いっきりお城の外周にまで列は続いて、思いっきり西の丸から遠いところに 「Bブロック3000〜4000」って場所があって・・・。 この時点で時間は14時30分。会場が14時で、開演が16時って聞いていたけど、15時になっても この長い長い列が解消されることはなく・・・。ってか、全然前に進まないし・・・。
「待ってられないよね〜、飲もう!」っていって、嶋田さんが持っていたクーラーバッグから取り出したのが、 ハーフボトルの白ワインと、赤ワイン。そしておつまみのミックスナッツ。 「どっちがいい?」って聞かれて、「じゃあ、白かな」って感じで。 昼間から、列の中に立ちながら、ハーフボトルの白ワインを飲むなんていうことは、 酒飲みの、のびすけとしましても、初めてのことでして、いささかキツネにつままれたような気分でしたね。 でも、おいしいよね、こういうシチュエーションでお酒飲むのって。
15時20分くらいから徐々に列が動き出し、同時に雨がポツリポツリ・・・。 事前に買っておいた、レインコートを着て、雨に耐えて・・・。 傘差してるやつらに、「おまえら、ライブ始まっても傘さしてたら、しばきあげるからな!」って思いつつ・・・。 結局会場には入れたのが16時前後くらいじゃないかな?、それくらいには、また雨もやみかけていて、 会場に入るなり、とりあえず前方めがけて駆け出して・・・。 結構いい位置をゲット!とはいえ、きっとステージまで60Mとか、70Mとかありそうなくらいの距離。 でもね、カメラ機材をのせてる櫓とかなくて、ステージまですっきりと見渡せるものすごくいい場所でした。 我々が入ったころには、オープニングアクトで「はじめにきよし」が演奏していたのね。 もっと聞きたかったよ〜(とはいえ、一曲聴いただけでええな〜と思っただけ。初めて聞いたし) そのあと、「佐藤竹善」です。僕は、彼が「SING LIKE TALKING」で出始めたときから めっちゃ好きなんですけどね、4曲くらい歌ってくれました。 このライブを主宰する葉加瀬太郎は結構都度都度出てきては、セッションしてましたね。 彼のバイオリンを見てると、やはり天才的なものを感じますね〜。 あと、「小曽根真」。彼の名前はよく知っていても、演奏しているのを見るのは初めて。 FMでジャズの番組を深夜にやってるくらいしか知らないからね。 そこに、「ジェイク・シマブクロ」が参入。 彼の名前はラジオから聞いたことあるけど、演奏しているのを見るのは初めて。 彼の弦さばきにはかなり魅入られるところがあったね。 そして、次に「押尾コータロー」。 朝のFMでよく聞いていたんだけど、やっぱいいよね。最近、彼が結構気に入ってます。 そして、大河ドラマでおなじみの「ジョン・健・ヌッツオ」。 オペラの人が、野外で歌うなんてことないでしょうからね。しかし、彼の声量のすごさには驚きました。 ビリージョエルの歌を歌ってましたけど、また全然違う(ビリーとは違う)魅力を感じましたね〜。 この次が「小野リサ」。 彼女の声って、ものすごく独特だし、どこから出てるの?って感じの声だし、でも奥深く聞こえるっていう、 本当に僕にとっては不思議で不思議でたまらない、そんな曲調ですね。 僕が個人的に、かなり惹かれたのが「PE’Z」。 管楽器中心の「東京スカパラ」と違い、ピアノを前面に押し出してそうで、トランペットやら管楽器も存在感あり!って感じで。 ピアノの鍵盤の横にオンボードカメラのようにカメラが設置されていて、ピアノを弾いている姿もアップで見れたりするんだけど、 本当にすごい迫力です。見ているこっちがものすごく引き込まれそうな感じになりましたからね。 あと、続いて、「山弦」。 彼ら、見るのは初めてでしたが、なんともいえないギターサウンドがよかったですね。 さらに、彼らとセッションした「大貫妙子」。 彼女の独特の声、生で聞くといいですよね〜。
まった〜り、ライブも終盤に差し掛かって、夜もだんだんと更けてきて、みんな、今回のライブ、どう?って感じで。 てなわけで、ちょっと演奏の切れ目で携帯カメラで会場と、横に見える大阪城を撮影してみました!
見てもらってわかるとおり、みんな結構また〜りと座ってみているようです。 僕はてっきり総立ちで4時間くらい?って思っていたんですけどね。 おかげで、いい曲聞きながら、ビール飲んで、まったりと聞くことできましたよ。 演奏の途中とかに、ふと横を見ると、うたた寝しそうな嶋田さん。 お疲れみたいです。眠たそうな顔してたり、完全に目を閉じていたり・・・。 寝てる顔が、めっちゃ安らかやったんで、起こすこともしませんでしたけどね。 きっと、楽しく音楽聴いて、気持ちもよくなっていたんでしょう・・・。
ライブも佳境に差し掛かってきて、続いて「今井美樹」。 透明感がありますね、彼女の声って。 隣で聞いていた女の子が、「うまいやん!」って口にしていたけど、レコードだからいい感じになってるかと思ったら、 本当に歌が上手です(まあ、歌手やもんね〜)。 「PRIDE」がとてもよかったですよ。 そして、待ってました!「鈴木雅之」の登場! 不思議だったのが、それまで座って聞いていた人たちが、鈴木雅之が出てくると、 何かにつられるようにして一気にみんなが立ち上がって・・・。 「ガラス越しに消えた夏」「恋人」「夢で逢えたら」を熱唱! これにはマジでびりびりときちゃいました。 高校時代くらいから、彼の曲は好きですからね。カラオケでも歌うし。 この時間になると、台風が来ていたのは本当?ってくらいに空が晴れ渡ってきていて、きれいな夜空に。 そんなところで、「夢であえたら」とか聞いたらたまらないですよね〜。 そして、最後を飾るは、やっぱり「葉加瀬太郎」。 バイオリンってええんちゃう?ってマジで思いましたよ。 歌手が声で歌で歌詞で届けるのを、音でまかなっているわけですからね。 5曲くらい演奏して、最後に「情熱大陸」でお馴染みのその名も「情熱大陸」で締めくくってくれました。
気がつけば、16時開演で、終演が22時でした。 6時間ですよ、本当にびっくり!いったいどれだけやるねん!って感じですけどね。 野外ライブもそうだし、いろんなアーティストが出てくるライブに行くのも初めてでしたけどね。 いろんな人を見れて、こういうのもいいですよね。
早く終わることなら、帰りにどこかで軽く飲みながら食事でもって思っていたけど、 森之宮の駅に着いた時点で22時30分を回っていたこともあって、 そのまま電車に乗って帰ることに・・・。 結局、嶋田さんとちゃんと会話していたのは、大阪城西の丸から、森ノ宮駅くらいだったんでしょうか? 最後の最後まで僕には不思議で神秘的でキュートな女性ってイメージでしたね。 彼女をある程度捉えて、距離感をちゃんとコントロールして話すことができるようになるには相当時間がかかりそうな気がするね。 いい人だし、ものすごく魅力的なんですけどね、僕が今までに出会ってきた人の中では本当にいないですよって感じの人。 電車に乗ると、す〜っと眠ってしまって、僕が降りる駅のひとつ手前です〜っとおきて、「どこで降りるの?」って聞いてきて、 「次の駅だよ」って応えると、その答えを答えとして彼女が受け入れるのに、少なくとも1分はかかりそうなオーラを発していましたね。
答えはもちろん!、「いえす!」
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2003年07月31日(木) 人間失格 2002年07月31日(水) メモ!メモ!メモ!
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