言葉的遊戯
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2003年12月08日(月) |
前進するためには、後退することも必要である |
週末の嵐のような楽しい時間が終わってしまい、またしても今日から日常が始まったわけですが、 まあ、こんなもんですよね。そうわかっていても昨日やおとといの楽しい時間に戻りたい、という願望はめっちゃつよくなります。 挙げ句に毎週月曜は「パワ・ハラ」会議が待ってますので、精神的にかなり滅入ります。 朝から晩まで会議です。うちの営業所は成績が良くないので、つるし上げです。 そんなわけで昨日やおとといがめっちゃ楽しかったなぁ〜って思い出せば思い出すほどに戻りたいって思うわけです。
この週末を終えて、何となくだけでしかないけど、自分自身に分らせてあげれるようになったのは、 「今の僕には考える時間が必要である」ということと、「ようやく僕自身が自分自身の本当の姿を見るようになってきた」ってこと。 やっぱ、何かから逃げていたんだと思うんだよね。 昨日も、「え?、彼女と別れたの?」ってみんなに聞かれたよ。 夏には一緒にみんなの前で「オレの彼女やねん!」ってつれてきていたわけですから、それが冬になったらガラリですからね。 福原ちゃんはいうんですよ、「のびぃ、どっちかいうたら自分自身で十分楽しみそうやもんな、若い子には辛かったかもね?」 それもたしかにあるかも?、うん確かにそれは言えるね。 それと、もっと思うのが、結局そういうところに僕はよりどころを求めていたのかな?ってこと。 ちゃんと相手のことを見てなかったのかも知れません。それを指摘されている自分が嫌で簡単に別れに応じたのかも知れません。 どっちであるかという結論は別に求めるものじゃないんで、ここで論じる必要はないんですけどね、 お互いの本当の姿を見つめようとしなくなり、最終的には自分自身の今の姿さえ見ようとせず、楽な方向に行っていたんだろうな、と。 恋愛って相手のいいところも、悪いところも、見えてしまうものだし、それをしっかりと捉えてあげることも必要だし、 意見するべきところはするものだろうし、その反面で黙って見守ってあげるべきところをもっているっていうのも大事だし。 僕はどっちかといえば、その見守るってのを優しさと勘違いしていたのかしら・なんて思います。 28歳にもなって何を今更いってるんですか?っていうレベルのことかも知れませんけどね。 優しさってものの勘違いが、僕自身の個性を消しているっていうところにまで及んでいるような気がしてね。 僕らしさもないし、相手のことをちゃんと見ているような顔をして実は何も見えてないような気がして。 そういうところ、もう少し自分と向き合って、自分ってなに?って感じに考えてみれば少しは前進できそうな気がします。 まあね、今までいろいろと恋愛はしてきたけれど、そういうところを改善すればもう少しいい奴になれそうかな?なんてね・・・。
実際のところ、僕は見た目は格好良くもないし、顔も老けた面しているし、愛川欽也が「恋人選び!」っていえば、 最後に選ばれそうなくらいの奴ですよ、ほんまに。 まわりの恰好いい奴らにちょっとくらいおまえらのパーツ分けてくれ!っていいたいくらいです。 でもね、そんなやつですけどね、かなり不完全ですけどね、魅力に感じてくれた人はこの世の中に少なくとも数人はいるんだって思うとね、 出会った瞬間には分らないでしょうけどね、知らないうちに滲み出る「よさ」ってのを今から磨こうと思ってね。
そんなのもあって、昨日小説を買いました。 読書を再開しようと思って。結構これっていいんだよね。自分自身と向かい合えたりします。 読書をすると、僕は自分の頭の中で読んだ文章を映像化して、それを現場で映画鑑賞するかのように僕が見ているといった図式になります。 そういうときは自分を主観的に捉えることと、客観的に捉えることと、両方が容易に出来るようになるんです。 ちょうどいいタイミングかな?って思って。 こういうときがあってこそ、今の自分はいい方向へ行くんだろうな、って思います。ってか、そう思いたいです。 別れた彼女は僕がこういうことに気がつくことを望んでいたのか?って思います。 でもまあ、そんなことはもう聞くこともないし、本人に確認する必要もありません。 今の僕に必要なのは、遠回りかも知れないけど、前進するための手段を手に入れることなのです。どんなに遠回りをしてもね。
今の僕が恋愛をしようとしたら、そういうところすべてを相手に預けきってしまいそうな気もする。 う〜ん。それがいいかどうか、そんなもんはきっと価値観の問題やから、何とも言えないけど、 今からもう少し時間をかけて自分と向き合うって時間をとることが出来れば、新しいエッセンスが僕から滲み出てくる気がする。 でもね、そうはいえどももの凄く自分自身に自信をなくしそうな瞬間もある。 今まで5人の女の子とお付き合いをしてきたけど、全員に振られてるんですよね、見事なくらいに。 「オレって何か欠けている状態のままで、自分でそれを補えないままに今まできているのか?」ってさえ思うことがあります。 でも、きっとそんなもんの答えが分るわけはないと思います。答えかも知れないものが、 もの凄い霧の中に見えて走って走って追いかけても追いつかないっていうような、そんな存在でしかないでしょう。 でもその霧の中に入りもしないで、結論を述べようものなら大きな間違いな訳ですよね。 霧の中で迷子になって、どっちにいっていいのか、分らなくなったとしても僕はその霧の中に行かねばならないんだろう、と思います。 それが遠回りのように見えるけど、きっと進むべき道なんだろうと思います。
勝手な思いこみなんですけどね、次に僕自身が「この人いいなぁ〜」って思える人に出会える時って、なんていうのかしら、今までにないような 「この人以外に誰がいるのかしら?」って感じの衝撃におそわれるような気がします。 そして出来ればこっちから大恋愛したいですね。前の恋愛は僕よりも相手のパワーの方が強い状態でのスタートでしたが、 やっぱ自分のがどんどんと押していくような恋のスタートがいいです。 失敗してもいいから、思いが募りすぎて眠れないっていう状況になってみたいですねぇ〜。 来年は思いっきり感情のままに押せる相手に出会えることを願っておくとしますか〜♪
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2002年12月08日(日) 12月で雨の日というと、やっぱりアレでしょ!
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