言葉的遊戯
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2003年06月26日(木) 微妙な空間

今日、会社の携帯電話が新調されました。
まあ、毎日使うものだし、劣化するのも当たり前なんだけどね、
僕が使っていたのが、かなり受信状態が悪く、勝手に通話が切断されることが多くなり、交換してもらうことになったのです。
事務所に新品の電話が僕宛に届きます。そして、その半日前からもとよりつかっている携帯電話は
ただの電磁波を放出する「使い物にならない」精密機器に成り下がるわけです。
見事なくらいに意味のないものになってしまった、その機械を目の前にして、新しい携帯電話を箱から出すと・・・、

パカパカやんかぁ〜♪

ってちょっとひと世代以上前に人?みたいな喜びよう・・・。
だって、先代は棒状の電話で、パカパカはある意味においては、うちの会社の面々の「あこがれ」だったわけですからね。

んでですね、携帯電話にさっさとメモリを移したいってことで、早速ドコモショップへ向かったわけですよ。
い座ってナルト、ドコモショップ、どこにあるのかわからないですよね。
僕はピロシに電話して天六界隈でないか?って聞いて、天満駅前にあるという情報を頼りにショップへ向かいました。

「いらっしゃいませ!」
あの〜、携帯のメモリーをこっちからこっちへ移し替えたいんですけど・・・。
「かしこまりました、こちらの椅子におかけください!」
はいはい・・・


てなわけで難なく椅子へ腰掛けるのびぃ。
「ところで、身分を証明する何か、お持ちですか?」って聞かれてしまった。
「なんですと???」なんていってしまいそうな感じやわ。
とりあえず、会社名義なんで、自分を証明する免許証と、会社の社員証を渡す。そこまでするの?データ移すのに・・・。
ちなみに会社の社員証の写真、かなりイケテナイ。あんまりじっくり見ないでね・・・。
そして免許証。これもこまったもんだ。かなりイケテナイ。顔がパンパン。めっちゃ太ってる時の顔。
まあ、別に今が痩せている訳じゃないけど、そのパンパン具合はかなり重症だもん。

「なにぶん、機械ですので万が一ということもあります。ご容赦ください」
ええ、そうですね。機械だもんね。
そう答える自分が妙にさめていて、変な気分だった。でも、ここで反論する人とかも知るのかな?
「いいや、絶対に消えてもらっては困る!」とかいって、お姉ちゃん困らせる人とか。
それから、先代の携帯になにやらコードを差し込んで、データのバックアップスタート。
静かなオフィスに静かな時間が流れる・・・。
お姉さんは黙って、パソコンを見ているが、バックアップがスタートするとマウスを動かすこともなく、さらに静かな時間が・・・。
こういう瞬間ってもの凄く間が悪いよね。何かしゃべった方がいい?

「・・・・・・」

「・・・・・・」


「・・・・・・」



「・・・・・・」




「・・・・・・」

もの凄く変な空間がそこにありました。
雑誌とかおいてあればいいんですけどね。
もう少し受付の女の子が可愛ければ、声もかけるんですけどね。
もう少しナイス・バディ〜だったら、目の色変えて話しかけたのになぁ〜。
もう少し唇からフェロモン出ていれば勝手な妄想でも抱けたのになぁ〜。
のびぃはすでにその時点で、その微妙な空間を黙って過ごすことに耐えることが出来ずに、
勝手に頭の中で「もしもこの子が・・・だったら」シリーズが展開されてまして。
黙って座っていながら、もの凄くおかしなことばかり考えていました。

別に変態とか違いますよ。ただの時間つぶしです。
そんなことでもしていれば気も紛れるかな?なんて思いながらね。
受付の彼女があまりにも表情変えずに黙って、作業が終わるのを待っているもんですから、ちょっと意地悪な気分になっただけでね。






↑僕はある意味では、需給バランスの「要」だったりして?、たとえば、ポセイドンと僕みたいな〜(押すとアホが芽生えます・・・)

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