言葉的遊戯
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2003年03月27日(木) お通夜

今日の夜、昨日の日記にも書いた後輩のお通夜に行って来ました。
18時前に仕事を終えて、家に戻って、白シャツ黒ネクタイに着替えて八尾市まで。
19時からだったんだけど、ちょっと遅刻した。
会場についてびっくり!、まるで議員さんのお葬儀みたいな人の数。
「こんなにあいつって人脈あったか?」ってさえ思うほどである。
後輩の先輩では、僕やぶうやん、ふくちゃん、智子の4人が参列し、
後輩のさらに後輩に当たる学年からも10名弱が参列。
後輩の同級生たちは、明日の告別式に参列するっていうので、お通夜には来ず。
仕事の出張先ってこともあってか、会社の方もたくさん見えられていました。

お葬式っていうのは、やはり何度いってもやはり嫌なものですね。
僕は20歳前後のころ、身内に不幸が続いて、葬式の連発だったときがあったけど、
身内の場合は何かに追われている(特にうちの家族はそういう場面では誰よりも動いてしまうんだ)ため、
何がなんだかわからないうちに、いろんなことが過ぎ去っているんだけど、
身内ではない誰かのお葬儀になると、全く別ですね。

よけいなものが目に付いてしまうんです。
社会的に不的確なものがたくさんね・・・。


死者を送り出すっていう場面に、だらしのない礼装の着方しかできない人ってのは大嫌いでして・・・。
ネクタイの結びが全然出来てない人や、カッターシャツの襟がジャケットの襟に引っかかって飛び出している人、
礼装っていうか、服の着方わかってますか?って思いますね。
個人的に、カッターシャツの襟首のボタンを留めれない人を、僕はひどく軽蔑しますが、
今日も思いっきりいましたね。おまえは飲み屋から来たのか?っていいたいくらいだ。
お願いだから、しゃんとして送り出してくれよ!って思う。

あと、葬儀場で働く人たち。まるで炊き出ししている横で人員整理をしている人のようにさえ見える。
彼女たちはある意味では、お葬儀とは完全に別次元の世界にいるっていう状況を装っているのかも知れないけど、
でもやはり度が過ぎるのでは?ってシーンは多々ある。
一緒に悲しめとはとてもじゃないけど言えないけど、声を抑えて話をしてっていうシーンなんかはね・・・。
まあ、彼らの立場になれば、言い分も思いっきりあるんだろうけどね。

お焼香を終え、我々ヨットサークルのメンバーが一カ所に集まりました。
ぶうやんとふくちゃんは渋滞で遅れており、僕と智子以外は皆後輩です。
「すまん、名前と顔が一致せん、教えてくれ」って言い出すくらいだ・・・。
学校を出てもう6年もすぎてるんですね。時間の経過ってすごいものです。
お葬儀の場に飾られていた故人の遺影を見ると、「あいつ、こんな笑顔しては、アホなこといってたな」って思えたね。
久しぶりのサークルのメンバーに引き合わせてくれたのかも知れないけど、
これはあまりにもひどいぞ、おい!
もっと幸せな場面で俺たちを呼び寄せろよ!って感じです。

後輩たちを見ていると、2年下の子ですが、もう結婚してる子もいましたね。
18歳の頃の後輩を思い出しながら、「あのころの方がもっと良かったかな?」とか思ったりしてね。
場所慎めよ、おまえって感じですね。故人も「おい!おい!」ってつっこみを入れてきそうです。
すっかり変わってしまった子もいれば、同級の智子なんて全然変わってない。
いつまでたってもそのまんま。
「のびぃ、電話番号、何番?」っていうから、「090・・・・・・」って教えてると、
「ああ、登録してるわ・・・」って言い出す始末で・・・。
「おまえ、ほんまに昔からずっとネジが回ってないままじゃないのかい?」って感じです。

会場をでて、我々は食事をとりに街道沿いのお店に。
みんな、久しぶりにあったっていうのもあって、話はしますが、盛り上がりに欠けます。
まあ、そうでしょうね。故人をしのぶとかいう前に、事実というのをみんながしっかりと受け止めれていないってのもありです。

実は、故人にはフィアンセがいまして・・・。
それも10日前、故人の誕生日に5年くらいお付き合いをした彼女にプロポーズしていたようで・・・。






↑故人のフィアンセが現実を現実として受け入れられる日はくるのだろうか?

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運命って本当に怖いです。
1秒先でさえ、予測できないわけですから・・・。
今隣にいて幸せそうに笑っている人が、突然何かによって奪われることだって、あり得るわけですからね・・・。
人生を大きく変えるショックが起きる可能性だってあるんですから・・・。
いい運命もあれば、そうでない運命もあるわけですから・・・。
でも僕らはそういう予測不可能な運命と一緒に生きて行かねばならないのです。
強く生きなければいけませんね・・・。

そんな故人のフィアンセのエピソードを教えてくれた智子が電話をくれたのが0時前でした。
彼女の用件は、故人のフィアンセの話ではなく(これは僕が何げに話したときに、智子がポツリと言ったのだ)、
実に彼女らしいことだったのだ・・・。





↑はい、そうーですとも!、そーですとも!

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そんな智子は彼氏と結構長い付き合いだっていうのに「結婚はあと3年以上先よ」っていっている。
まあ、こんなのじゃ3年待たなきゃ、いけないかな???
っていうか、3年で解消するとは思えないけどね・・・。
「また何かあったら誘ってよ」っていわれたけど、オレ、今までおまえのこと、誘った覚え一度もないんですけど・・・。

「また???」

怖いもの見たさで、今度飯にでも誘ってみようかな?という、怖いもの知らずののびぃでした。



★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★



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