言葉的遊戯
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2003年02月17日(月) |
恐怖のバレンタインを一喝せよ! |
いやあ、結局バレンタインは4勝って感じ@のびぃでありやす。 (もちろん、全部お義理ってやつです、はい。本命と貞操は大事な人だけに???) まあ、前振りも昨日からしているので、すぐに本題に行こうかな???
(とりあえず、今までお話ししたのを相当詳細に・・・)
のびぃの27歳のバレンタイン。 もらったチョコはいくつかあったけど、記録に入れることの出来ないチョコがあった・・・。 そのお話です・・・。
のびぃが初めて営業としてお店まわりを始めたお店が5店舗あって、そのうちの1店舗の人で、 お店のオーナーの娘さんに当たる人がいた。年の頃では当時ののびぃ24歳で、向こうは27歳くらいかな??? 第一印象は「うわ!、営業所での噂通り、めっちゃブサイク!」って感じ。 まあ、とかくオトコは(女も)、第一印象は顔ですし、それはとっても大事なエッセンス。 その先に何があろうとも、ここでつまずいてまで先に進むには、それなりの理由がないとね。 この娘さん、お店の売り場づくりのことは大方任されており(ご両親は結構お年を召されていた)、 新人ホヤホヤ、データの活用も出来ないのびぃは、売り場の活性化を、この店でのメインとして業務するって決めた。 まあ、嫌々ながら、この娘さんと売り場づくりの相談をしつつ、売り場を作ることにしたのだ。 でも、若かかりし頃ののびぃ、この人と関わるのをさけるようにたいして用がないときは この娘さんがお店に降りてこないお昼をねらって訪問し、自分で売り場を作っていた。 でもね、やはり業務上、きちんとお話しして売り場を作らねばってときもあるわけさ。 それで夜に行くと、作業終了後、この娘さんのたわいない話に付き合わされ、 電車がなくなりそうな時間まで拘束されていたこともあった。 とりあえず、変わった人で、元占い師、今は家の手伝い、外に出ることは皆無、 「ところで、お友達とかいるんです?」って聞きたくなるような感じ。 「のびぃさん、彼女いるんです?」って質問→「そら、きた!」 「はい!、いますとも!」 わざわざ、夏にお店のそばの公園で、河内家菊水丸が新聞読み(歌いに)しにくるっていうときには、 当時の彼女を連れて行きましたよ!「僕にはハニーがいるんです!、だからほっといて!」って感じに。
でも、のびぃがそのお店を担当したのは半年で終了。 まあ、「逃亡成功!」って感じですね。 この娘さん、以前にも担当になった独身男性に、意味不明のメッセージを送ったり、つきまとったりしていたらしい。 そんなことを聞くと、なおさら担当はずれて良かったって感じだね。 それからはお店と関わることなく、たまにお店の人たちが集まる機会があっても、 なにげにその場から遠ざかってみたりして、逃げてたのね。
しかし、しかしである、毎年のように小さなチョコだけは届いていた。 まあ、昔の担当さんに渡すのね、程度に考えていたのさ。 (基本的にオレは何でも前向きすぎるくらいに前向きなんだね) 当時の担当さんにも同じもの渡していたし。っていうか、もらったものさえ、のびぃは誰かにあげていたくらいだし。 まあそんなくらい、避けていることができるなら、避けていたいって感じだったのね。
そんな、のびぃの平穏をぶち壊す2月14日の26時すぎ・・・。
今年に限ってなぜか?大きな紙袋に入ったバレンタインを渡されたのびぃ、 でもほとんど感心ナシ。もって帰ってはきたが、部屋のサイドボードの上で放ったらかし。 そいつがだ・・・、14日の26時に、まるで仕掛け爆弾のように・・・、
バタリ・・・
静かな部屋の中で大きなものを音を立てて、倒れたのさ・・・。 その、紙袋がね・・・。 「うむ・・・、せっかく頂いたものを、何も見ないのは武士の情け・・・」 なんて、思ったかどうかはしらんが、まあ開けてみることにした。 すると包みが3つ。 はて???、とりあえず開けてみよう。
まず1つめ! 東南アジア系のウイスキーが出てきました。 「はて???」、いったいこれはなに??? 全然意味がわかりません。これは何かの掛詞(カケコトバ)?、それとも暗号? よくわかりませんが、まあ、とりあえず・・・。
では2つ目! 絵本でした。そこにはなんと、あの娘さんの直筆(結構汚い字)メッセージが・・・。 「この本は私の友人が嫁に行くときに私にくれた本です。彼女は人生で大事なことが書かれているので、読んでねと言ってくれました」 そんなメッセージが書かれていました。 そして絵本を読んでみました。 まあ確かに何かしらのメッセージを込めた絵本であるのは確かでした。
さてさて、3つ目に取りかかりましょう・・・。
すでにお疲れモード、のびぃ。 こんなことだったらサイドボードから落ちたのを無視して寝るべきだった・・・。 3つ目はチョコでした。そして紙袋の下には便せんが・・・。 「おいおい・・・」 ここまで来たらもう逃げられませんな。渋々便せんを開けました。 そこにはやはりタイ?か、ラオス?か、まあそんなあたりの遺跡のような写真が2枚入っていました。
そして最後に発見したのはやはりメッセージカードでした。 そこには、やはり直筆で(今度は英語、でも字は汚い)、メッセージが・・・。 そこにはこう書かれていました。 (適当な英語訳ですけどね・・・)
もうかなりお会いしておりません、いかが過ごされておりますか・・・。 しばらくお会いできないことに私は憔悴しております。 今、あなたは何をしているのですか? 会えない私の気持ちはおわかりですか? あなたのことを知りたい、ですから、私に便りをください! <携帯番号><携帯アドレス>
どう思います? 3年半も顔を合わせるどころか、会話も交わしていない、そんな相手に送る手紙だと思います? 僕は部屋のベッドに腰掛けてこれを読んでましたが、腰を抜かしてベッドから落ちそうでした。 そしてメッセージカードを持つ手がブルブルとふるえ始めたのです。 「やれやれ・・・」
とりあえず、急いで封を開けたものをすべて元の紙袋にしまい込み、クリップで閉じこめました。 そうでもしないと、中から何かが出てきそうな気がしてね・・・。 変に息が上がる中、目を閉じて呼吸を整えようとすると、すっかり忘れていた、その娘さんの不気味な笑みがおそってくるような幻覚が!
ヤマンバァ〜!!!
まあ、きっとこの結果は女性陣には理解しにくいって言うか、非常なる反感を買いそうですが・・・。 僕は不運にも2%にねらわれてしまったのか???
長くなりすぎたので、今日はここまで。 明日は、これをふまえた、のびぃの「vs妖怪」対策をお送りします。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
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