言葉的遊戯
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2002年10月23日(水) 完全に業務外です

今日は銀行の融資担当者とお話をしに行くために、
銀行の2階へ上がるハメになった。
銀行なんてもともと金引き出すとか金預けるとかそんなレベルだと、
もちろんのことだけど、1Fのフロアで事足ります。
しかし今日は2Fへ乗り込んでしまいました。

話を最初からすると、担当店舗でお店を建てるさいの借入金があるんだけど、
ここ最近売り上げが不振で、思うように返済できそうになく、
オーナーが返済金額の変更を銀行に申し出たところ、
「本部さんからの説明も聞きたい」っていうことで、
のびぃの出番になったわけです。

しかしね、そういうのっていうのはもう我々の手をかける範疇ではないのね。
もともと店するっていって、お金を借りに行くのがどこで、いくら借りてこいとか言うのは、
僕らは全く言いませんからね。
資金繰りやらはこっちでは全くタッチしないだけに
「なんでそんな話で私が銀行へ?」っていう感じなんだけど、
すっかりオーナーと銀行は「本部さんが説明しますんで」っていう気持ちに・・・。

まあ、もう勝手にそうなってるんだったら、
「なんでそんなんいかなあかんねん!、ボケ」とかいうても仕方ないし、
逆ギレしても仕方ないから、行くことにした。
それも現状を示すだけの資料と、今後の売り上げ復興策をお教えくださいとのこと。
「くそっ!学級委員みたいになんでもかんでも思うがままいいやって・・・」
ってかんじにかなりお怒りモード。

作りましたよ、昨日の晩。
営業所で目がしょぼしょぼなる中で作りましたよ、書類を。
それも一応、銀行は部外者って扱いやから、社内にある、そのお店のデータから、
知らせるべきでない情報を切り取った状態で作成・・・。
ほんま、つかれたわ。なにかこれでもらえるわけ???
(まあないんやろうけど、強いて言えば信頼をもらえるくらい???、いらんけど)

そんなわけで銀行の担当者と前もって約束した時間に銀行へ・・・。

「あ、すいませんが、フクオカさん、いらっしゃいます?」
と銀行2Fあがったところの窓口で声をかけてみる。
「はい、私でございます」
そういってでてきたのは、実にミスターサラリーマンのフクオカさんでした。

なんていっていいんだろうねえ、こういうのん。
白いカッターシャツ、銀縁のメガネ、ヘアスタイルは何ともいえない感じ、
きっとね、ここ数年ブローとかしてないんじゃないの?って感じ、
ネクタイは結び目とシャツカラーのトップの間に指何本もいれれるくらいに空間があって、
その上、結び目から右へ変に曲がってる。

「金のことばっかり前にして、君たちはお客様を迎える装い、間違ってますよ!」

まさしくそんな感じ。へタレのサラリーマン、のびぃでさえ、
ちゃんとジャケットきて、ネクタイも常々崩れないようなきちんとした結び方して、
駐車場に車止めたときに、口周りや、髪の毛の乱れチェックして、それから出向いているのに、

「おまえは、スーツのジャケットくらい、きてこんかい!」
一応、オレは君の客の客みたいなもんやぞ!

まあ、そんな感じの滑り出しで・・・。


まあ、話はね、専門的になるので省略して・・・。


しかし、銀行さん(特に彼)はそんなもんなんでしょうかね?
何度となく、「僕はあくまでもオブザーバーみたいなもんですから」と
告げているにもかかわらず、
「ご融資の形態変更に向けてさらなる資料としたいので、今後の改善計画含め、
 我々はどうしても数字でしかわからないので、数字を織り交ぜた文書を作成願えないでしょうか?」
だってさ。オレは、いったいなんだって思われてるんだ?おまえにいったい何度説明してると思ってるんだよ!
たとえ、作るのがオレだとしても、それはオーナー経由で言うことだろうが、アホ!
金借りてるのはオレじゃないんだよ、返すのもオレじゃないんだよ、返せなくてもオレには責任なんてないんだよ!
何も伝わっておりません。

もう彼を見るのが面倒になったので、
「では、作成次第、オーナーに渡しておきますので、融資額の変更条件などは
 そちらとオーナーとの間でご相談していただければ」
と伝えて、その場から逃げることにした。このままだったら、オレは次の返済条件の提示や、
それにさらに加わるかもしれない抵当物件の話にまで担ぎ出されそうだったもの。
面倒なのはごめんです。

まあ、そんな感じの30分バトル。

ついでにもう一つ、常識はずれ。
出されたコーヒー、「どうぞ」って最初言われたけど、話が先立ったから口つけなかった。
そんじゃあ、彼は先に飲み始めた。
一応客のつもりだけど、違うのか?
お客さん迎えたら、飲み物出して、お客さんが口を付けるまで、手を出さない、
のむとしても何度かオススメして、相手が「結構ですよ」とかいってからのむ、
そんなもんじゃないのかい?

銀行は金を貸して、その貸付利息で生きているのはわかるけど、
いささか、君は特に融資係だからそうかもしれんけど、
お客様の扱い方、接し方、全くわかってないね。
言葉だけが丁寧でも、態度であいては見ていますよ、と教えてあげたかった、

そんなお説教好きの、のびぃの一日でした。



★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★



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