金糸雀...無法地帯 DiaryINDEX|past|will
色々溜まってたのが原因なのかはさておき。(爆 今日の絵を書いてたらイメージがふわふわーっときて書いてしまいました。 ていうか、二つ書いて両方ケン夢ってどういうことだよ、俺よ。 …だから、ケン中毒。(今更すぎるよ) 一個め! 朝で、おんなじベッドの上で、じゃれあい。 キャラ設定は、SideBケンくらい。 のんびりのーんびり。 ちょっぴり(?)ワイルドーv …ワイルド大好きだぁっ…!!!! - 087.予定は未定 - 今日はおやすみ。 久々の休息。 「今日は何するかなあ…」 と貴方。 「何しよう?」 と繰り返して目を輝かせる自分。 倖せな朝の時間帯。 「朝は、昼と一緒でいーよな?」 「うん、ちょっとお腹すくけど…」 そう私が苦笑すれば、こつりと額を小突いて笑う。 「それくらいがちょーどいーんだって。」 「そうだね。でもケンは朝食べなかったらいつも以上に食べるじゃない。」 くすくすっと笑ったら「育ち盛りなんだよ」とむすっとして返してきた。 「そんなのもう通り過ぎてるよ〜」 あははっと笑って、白いベッドの上に寝転がったまま背中に抱きつく。 あったかくって、とくんとくんって心臓の音がして落ち着くんだあ…。 「てゃ!」 「全然きかねーよ。」 それからくるっと向きを変えてお互い向き合う。 きししっといたずらっ子みたいな、…卑怯な笑顔を浮かべて。 わしゃわしゃーっと寝癖で跳ねた髪の毛を余計に崩された。 「んじゃ次は俺な!」 言い終わらないうちにわきの下をくすぐられた。 「きゃっ…、っくす…あはは、ちょ…ケン〜っ…」 「苦手なんだもんなあ、お前って。」 全然やめてくれない。 私も必死になってわきをしめるけど中々手を抜いてくれない。 「あ、ははっ…きゃははっ…!」 「ぷっ…。」 あははっと今度はケンが笑い出した。 手をやっと下げてくれて。 「はぁはあ…も、もう…ケンが、…笑う事…」 肩で息をする私。 そのくらい腹筋に体力を使ってしまったみたいだ。 …あ、まだ笑ってる。 「けーん?」 「わーるい、悪いっ!」 お腹を抱えて笑いながら、また手を出してきたから思わずわきをしめた。 も、もう…されないんだからね?、と口を尖らせて睨むという意思表示付で。 「もうしねーって。」 そういいながら今度はそっと優しく腰を取って、頬を撫でられた。 さっきとは全然違う素振りと優しさ。 さっきはからかってたいたずらっ子みたいな顔。 今は、 「優しい」しかない笑顔と瞳。 私はじっとして、「何?」と見上げて視線を送った。 「ん…。」 ふわりと一つ、口付けが振ってきた。 「優しい」のしるし。 「午後は何したい?お前が決めていーぜ。」 そのまま一緒に起き上がって後ろから抱きしめられた。 ケンがしゃべるたびに背中に声の振動が走る。 私がうーん、と唸ってると答えを待つ間…。 「ん、…」 「何する?」 ふわ、ふわ…っと首とか髪にとかに口づけられてく。 振動は再度聞かれるたびに走り、声は徐々に耳元の近くにきて。 肩がぴくりと震えた。 「じゃあ」 「じゃあ?」 「昨日のカレーを食べて、さんぽ…」 私がまだ続きを言おうとしていることに気付いてケンは黙ってる。 「―――――――――――…の予定。」 にっこり私が笑って言うと、「ぷっ」と噴出して。 「りょーかい。んでも、俺の気がかわっちまうかもしれねーから予定は未定な。」 腕で私を抱きかかえながら、背を小さくのけぞらせて言った。 「あー、それって約束が違うー!ケン、『今日は私が決めていい』って言ったじゃない。」 私は本気じゃない、冗談っぽく半眼な目を向けて反論する。 それに対して、 「『俺の気がかわるかも』って今言ったろ?」 にっと口元を嬉しそうに上げて言った。 それから。 「今日の夕飯、またカレーになっちゃうよ?」 とか言っても。 「お互い好きだからいーだろ。それに俺が作ったの美味いし!」 と笑顔で返してきた。 その笑顔に弱いのに…。 「ぶーぶー。」 「んな可愛い顔しても駄目だって。」 「か、…可愛いとかほ、本気ですかー!?」 「本気本気。」 腕の中に収められてまた髪をぐしゃぐしゃにされた。 もぅ。 「じゃあ、ケンの気が変わったらしばらくお預けだよ…?」 「なあぁっ…!!!?」 くすくすっ。 私は笑うけど、凄く肩を落としているのを見て少し反省する。 「だから、ケン…」 そして苦笑に変えて。 予定通りにすごせばいいんだよ、と言おうとしたら。 「ぜーーーーってぇ、予定通りいくぞっ!」 「…」 燃えていた。 再び笑いがこみあげてきて、 「じゃあ、すぐにカレー温めるね。」 にっこりと笑って両手に握りこぶしをつくった。 何が起こるか、どきどきする。 予定は未定。 けれど、一日に期待がふくらんでしかたない。 勝手にヤっててください。(丁重) 次。 花屋の昼休みで屋上。 キャラ設定はー……旧ケンくらい。 - 058.飽きないの? - しゃかしゃか…。 テンポの良い曲だろうか。 歌はイヤフォンしているのに、外にもれていた。 「おーい?」 「すぅ…」 店の休憩に屋上にきてみたらこれだ。 すぴょすぴょと彼女は寝息を立てて気持ちよさ下に眠っていた。 少し頬にかかった髪は、静かに吹く…彼女にとっては子守唄にも近いよーな微風に遊ぶ。 「ったく、風邪ひいたってしらねーぞ?」 俺はしゃがみこみ、顔を覗き込んで苦笑を浮かべた。 こいつのすることにはいつも驚かされてばっかだ。 考えだって俺たちとは全然違う。 当たり前のことを当たり前に言ってくるから……困る、 「ていうか、…嬉しーん、だよなぁ。」 一瞬躊躇した手で彼女の頬をゆっくり撫でた。 ぽろっと外れた片方のイヤフォンから聞こえる歌に聞き覚えがあって耳につけた。 「………またこれきーてんのかよ。」 はあ、と溜息を一つ零して言った直後だった。 「いー歌なんだよ?」 「っ…!?い、いつからおきてた…?」 焦って、先程呟いた自分の言葉が頭の中でぐるぐる巡り回る。 「…?今、だけど…。『またこれきーてんのかよ』っていう所。」 「…そ、か…」 俺は心底ほっとして、胸をなでおろした。 「んでも、よくあきねーよな?先週の今日だって、ここでこれ聞いてなかったか?」 かしかしと後ろ頭を掻き、先週の記憶を掘り起こした。 確かに彼女は同じ曲をなんどもリピートで聴いていて。 「いー歌だから。」 なんでそこまで執着すんだ? 少し苛立ちを覚えて妬けた。 いつもは認められない事があっさりと認められた。 さっき少し聞いただけで確かに「いー歌」だとは思った。 認めた、からかもしれない。 「そんなに疑うなら、聞いてみてくれる?」 「疑ってなんかな…」 黙っていた俺は曲の質を疑っているように見えたらしい。 慌てて否定しようとすると同時だ。 「――――――――… 。」 あいつは歌いだした。 それと同じものを、同じキーで、別段と高すぎず低すぎず…。 「同じもの」を歌った。 俺には、 「俺に、歌とか…音楽はよくわかんねーけど…、」 「けど…?」 「確かに、あきねーな。」 不安に瞳を揺らす彼女を安心させるようにいってやった。 もちろん、社交辞令ってやつなんかじゃねぇ。 心から思ったことを。 彼女はただ「でしょ?」と言って笑っていた。 気付いてるか? お前。 俺があきねーのは「その歌」じゃねーんだぞ? 「お前の歌」、なんだからな? 微妙にのれてない。(爆) というか、全部に共通するのですが… どうやって〆たらいーんだろう。(最近の課題) …最近、自己満足みたいな夢ばっかだなぁ。(いっちゃおしまい)
白兎
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