ON LOTUS
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2004年04月07日(水) 花霞に紛れつつ。

四月に入ってから、アニメ映画を二本観た。
『イノセンス』と『ONE PIECE 呪われた聖剣』。
『イノセンス』は大人向け『ONE PIECE』は子供向け。
どちらも楽しめるのは、良いことのように思える。

花を見て、花の写真を撮影。
春の花盛りは、祭りを思わせる。
祭りの興にのって、楽しむ方針を固める。

部屋を少し片付ける。
忙しさの頂上を少し越えて、わずかに気を抜いてみたら、
本棚の裏側が黴に汚染されているのを思い出し、即、新しい本棚を購入。
汚染された本棚を分解、新しい本棚を構築。
北向きの部屋は、まったく油断も隙もない。
湿気取り対策を講じ、直ちに実行。
これで少しはマシになってくれるといい。
同様に、ゲーム用のテレビの乗っている台も分解。
新しいものと交換した。


〓今日までの読書〓

■関崎俊三「ああ探偵事務所 5巻」白泉社

主人公の妻木探偵(キタロー様/笑)の、表紙における小ささ(と髪型)が気になって買った本だったが、ついに五巻まで。電話帳の一番最初に載るために考えられたらしい「ああ探偵事務所」という名前といい、妻木探偵の変人ぷりといい、文句なしに楽しめる。


■衛藤ヒロユキ「がじぇっと 1巻」マッグガーデン

微笑ましくも、衛藤さんらしい物語。ところで、二巻は一体いつ出るのでしょうか。続きが気になって仕方ありませんが。


■よしながふみ「西洋骨董洋菓子店 全4巻」白泉社

片付けの最中に出てきたので読み返してみました。


■青山剛昌「名探偵コナン 45巻」小学館

またいいところで終わってるし…。


■筑波さくら「目隠しの国 9巻(完結)」白泉社

よく見ると重めのテーマなのに、どんよりしない、なんとも陽の力のあるお話でした。とうとう完結。面白かったです。


■草川為「めぐる架空亭」白泉社

草川さんの描く、風流な物語。病弱な小説家・小山笹舟は祖父の部屋で、夭逝した文士・雪村千鳥の未完の遺作『架空亭』を見つける。小説の中の「架空亭」に招かれた笹舟と、架空亭女主人・甘喃(あまなん)を中心にめぐるちょっと幻想的な物語。甘喃が可愛いのです。
併録されている「999番目のハナ」も、和風です。
こういう日本独特の土着的(といっても軽め)なお話は大好きであります。


たけやん |MAILHomePage

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