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2004年03月28日(日) 花霞の風景を跨ぎ。

悠長に風流に花見をしたいと、しつこいほどに日記に書いております。
悠長で風流な花見とはなんぞやと。

人混みにもやもやと紛れて、人見に来たんだか花見に来たんだかわからねえや。と、いうのはあまり風流ではない気がするものです。
やいどんなものだ。と思ったのは、東京から大宮まで、贅沢にも新幹線で通過した時。

王子の、飛鳥山の少し上を、新幹線が通るわけですが。
花見用に祭り提灯を並べて夜桜見物と洒落込もうという頭の上を通る時、時間としては一瞬ながら、見事な桜が見えるのです。
この角度から見ようたって、新幹線に乗ってそちらの窓にへばりついていなけりゃ見えません。

花霞の風景を跨ぎ行くのは、なかなか風情があります。

とはいえ、鎌倉山中、見晴らしの良い場所で下界までを一遍に見おろしての花見などもしてみたいものです。

そうそう。花見、花見と言いますが、桜見るのだけが花見じゃありませんよ。


たけやん |MAILHomePage

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