2008年09月09日(火)  エール   かな


トシトシさんの会社で、若い男のこが退職願を持ってきたそうです。
その理由は、
奥さんに「もう耐えられない」と言われたからだとか


通勤中、電車の中の中吊り広告を見上げると、そこに小さく「社員募集」の文字が
何の気なしに応募したら、内定が出たのでそこに入ろうと思う、と

なんと通勤電車の鉄道会社に転職です(^。^;)
中吊り広告は、疲れたサラリーマンにとって、時に魔の勧誘なのですね。


トシトシさんに言わせれば、その彼は若手のホープ。
今年から重要なポジションについたばかりだったそうです。
だから毎日深夜残業続きだった
奥さんは寂しさに耐えかねたのでしょう



まぁ奥さんの気持ちも分からないでもない
なつも同じ立場だったからね

本人は「早く帰ろう」と努力しているつもりでも、
家で待ってる家族にはそんなこと分かるワケもない
結婚したばかりの頃は、とにかく寂しさが身に染みていました。
早朝から深夜まで一人ぼっちです
結婚してから、最初のなつの誕生日、24時回っても電話ひとつなかった夜は、ひとりで涙ポロポロでした。


一応気晴らしのために、アルバイトしたり、楽団に入ったり、
色々私なりに工夫して乗り切ってたワケなのですが、


今になって思えば、一番ありがたかったのは、
いろんなお友達(おじさんたち)から、

「オトコってのは、この年代が一番仕事も充実して楽しくて、大事な時期なんだ
そのうちだんだん時間が出来るから、今は応援してあげるんだよ」

ってひたすら諭され続けていたことでした。
同世代・同性の友人からは得られない、ハンパない説得力です
なつの寂しさで、彼の人生の足を引っ張るわけにはいきません



そして退職願の彼も、今それだけ期待される人材なのだから、
きっと次の会社に行っても、優秀で、頼られて、すぐに忙しくなることでしょう。(^。^;)

ヒマな人はどこに行ってもヒマなように、
上に立つべき人間は、結局はどこに行っても上に立たされる運命にあるような気もします。
結局は人次第
選ばれし一握りの人間なのかも


彼が優秀であるが故に忙しくなったのであれば、
奥さんは、それを誇りに思うくらいの発想の転換ができるといいのかもしれませんね。

まあ最終的にナニが幸せかなんて分からないけど
奥さん、頑張ってほしいなあと思ったりです

彼に負けないような、キラキラした人生を送って欲しいです




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