2006年06月22日(木) |
裁判員ってなんじゃい |
今朝、朝のニュースで「裁判員制度」についてやっていました。 平成21年から開始とのことなので、なんとあと3年でスタートです!
アメリカなどの「陪審員」という制度は、 「有罪」か「無罪」かを判断するだけなのですが、
これから日本で始まる「裁判員」は、 「死刑」にするかどうかなど、刑の内容まで判断するそうです。
しかもなぜか、「重大事件のみ」の採用だそうです。 ・・・ってことは、死刑になる可能性もあるのですよね。 じゃあシロウトの判断が、被告を「殺す」ことにも!?(゜Д゜;)ヒィィィィ
重大事件ってことは、恐らくマスコミでも散々報道されますよね。
最近、マスコミの報道ってホントにすごいじゃないですか。 近隣や親族にまで、追い詰めるように猛烈な取材攻撃。 「容疑者」でも実名報道。冤罪だったらどうするのでしょう。 そしてそんなマスコミの報道を見て、 一般人の「裁判員」が、公正な判断を下せるものでしょうか?
確かアメリカとかの陪審員は、 その役目に付いたら、情報を入手してはいけなかったと思うのですが、
もし、なつがある事件の裁判員になったとしたら、 きっとまわりに相談するし、 必死で情報集めまくると思うんですよね。(^。^;) 私の判断が重大な影響を及ぼすと思えば、やっぱり不安になるワケです。
世論調査では、7割以上の方が「やりたくない」と答えているそうです。 そりゃムリもないと思います。 法治国家というのは、「プロに任せている」という安心感から成り立っている気がします。
そ、そして次元が違う話だけど、
突然通知が来たら、なつのように時給で働いている弱者はどーなるのだ。 何日も欠勤したら業務に支障をきたすので、当然契約は更新されないでしょう。 裁判の日当が出たって、結局仕事失ったらどうなっちゃうのだ!(T▽T)
自営業の人とかだったら、会社の存続にも影響しちゃうかもね。 原則として辞退できないなんて、随分強引です。 はっきり言って、「自分の職」より重要な裁判って、そーあるでしょうか?
例えば日給3万円の人と、日給5,000円の人だったら、 裁判の日当にも差をつけるのかなあ?
でも同じ条件で人を「雇う」のに、 支給額の格差をつけるのは、あんまりにも不当な気もします。むむむ?
どーせ国民の意見を取り入れるなら、 個人間の裁判なんかより、国会審議の方が一言いいたい人は多いのでは。
結局、自分の身に降りかかることには意見をいえず。 集まって話し合っちゃったら、共謀罪だってさ。はあ
法務省 「あなたも裁判員!」 「裁判員 陪審員」などで、是非色々ぐぐって見てください。いやあ、トホホ。
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今日のランチ <なめこおろしうどん・350円>
久々に社食に行きました。 社食は、なかなかこーいうヘルシーなメニューがありません。
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