最近、何故か「ハリセンボンの飼育」というキーワードで、 このWEBにたどりつく方がトミに増えてきました。
これも広義ではニモの影響なのでしょうか(笑) そいやぁ、「毎日ペット新聞」でも ハリセンボンの飼育を取り上げられてたな。
で、実は、あまりこの部分については、 いわゆる飼育方法からは、かなり「邪道」な気がしたので、 詳しくは触れておりませんでした。(^ー^;)
でもまぁ、せっかくなので、 今日は、ちょっぴりその飼育についてお話します。
うちでは、今までに何度かハリセンボンを飼育して、 何度も失敗してきました。 頑なに一切エサを食べてくれなく、泣く泣く海に返したり、 おもいっきりイジメられて、なんてのもありましたが、
一番の失敗の原因は、「白点病」でした。
今飼育しているこも、 海で採ってきて、いきなりメイン水槽に入れたのですが、 3日程でひどい白点になり、目が白濁してしまいました。
勇気を出して、バケツによる薬浴&毎日の全換水を行ったところ、 確か1週間ほどでほぼ治りました。
せっかく治ったのを、メイン水槽に戻しては、元の木阿弥だし、 ハリセン自体が、他の魚と比較して巨大だったこともあり、 別水槽にて、単独飼育をすることとしました。
でも、ハリセンボンは、本当にすごい食欲で、 当時はヤドカリのみ、毎日3〜5匹も食べていたので、 いわゆる外部フィルターでは、すぐにゴミが詰まってしまうことは 容易に想像がつきました。
でも、だからといってエアレーションのみだと、 ハリセンは、意外にネバをたくさん出すので、 水があっというまに濁ってしまいます。
そこで、ネバ取りだけのために、 家にあった、簡単な外掛けフィルターを付けてみました。
こんなんです。
まさに、金魚やメダカ用。 でも、活性炭フィルターなので、ある程度効果はあります。
ただし、フィルターは頻繁に丸ごと交換するので、 生物ろ過は期待できません。 もちろん、ヤドカリの殻なんかも除去できるハズもなく、 基本的には、換水のみに偏った飼育を行っています。
最初はものすごく警戒心が強く、 なつが近づくだけで、ぷいっと後ろを向いたり、 水を換えようとするだけで、トゲトゲに膨らんじゃったり、 かなりてこずったのですが、
今では、昼間はぼてっと横になって寝ていて、 夜、なつがお部屋の電気をつけると、 全力でポポポポポポポ〜!!!と大はしゃぎをするようになりました。
まぁ、ショップで買ってきたのであれば、 ちゃんと餌付いていたり、人に慣れていたりするのかもしれませんが・・・
どちらにしても、猛烈に存在感のあるペットになるかと思いますので、 飼育のひとつの経験談として、参考にしていただければ幸いでございます。
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過去の今日の日記
2003年10月05日(日) クロダイ
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