就職活動、えらいことになってます。
派遣社員という働き方って、今やかなり定着してきていると思いますが、 スタッフになったことがある方は、まだまだ少ないですよね。 なので、今日は派遣社員についてちょっぴり。
派遣社員になるためには、まず人材派遣会社に行き、スタッフ登録をします。 「履歴書と職務経歴書を持参して下さい」といわれるのですが、 着いたらまず、その会社のフォーマットに書き直させられます。 PCのデータベースに自分で直接入力させる所も多いです。 (これ入力するの、あなたたちの仕事じゃないの?といつも思うのですが)
で、その後すぐにスキルチェックのテストを行います。
通常は、ワード、エクセル、テンキー、タイピング等のPC関連と、 一般常識として、漢字の読み書き、四則計算、英作文、時事問題等です。 (パワーポイントやアクセス、その他のソフトは自己申告のみです。)
ワード、エクセルの試験は、画面の指示にしたがって文書を作成していったり、 関数をいれたりグラフを作ったりするといった、機能を使いこなせるかの試験です。
この試験に、1時間〜2時間を費やします。 これによって紹介される仕事の質に差が出るので、かなり必死にやるため、 終わるとへろへろになります。
ここまでは、誰も付いてくれず、ひとりっきりでの作業になります。
その後、「コーディネーター」と呼ばれる、仕事を紹介する人との面談があります。 コーディネーターは、各企業を回っている「営業」とは別なので、 ここで仕事がすぐに決まるわけではありません。 で、だいたい後日、営業等から電話が入って仕事が紹介されるという流れです。
派遣会社に登録に行ってから、最短で3日程度で就業ができます。 この辺は、通常の転職よりもかなりお手軽にできています。
ま、そうはいっても「就職する」ってことには変わりませんので、 業種や会社の雰囲気を出来るだけ把握することが、とても大事なわけですが、 残念ながら、人材派遣会社の営業担当はそこまで理解できていないのが現状です。 なので、ある意味「賭け」で会社を選ぶようなところもあります。
最近は時給も安定していて、一般事務では1300円位〜1800円位が相場です。 アルバイト等に比べ、異常に時給が高いのですが、 正直求められているスキルもかなり高いものがあります。 (TOEIC750以上とか、accessでマクロ作れとか、その業界の実務経験3年以上とか)
で、今なつは、営業さんたちからの電話攻勢にあっているのです。
「虎ノ門の、住宅設備メーカーでの営業事務なんですけど」 「豊洲でのPCメーカーでの一般事務なんですけど」 「目黒の外資系の保険会社なんですけど」 「五反田の医療機器メーカーの入力事務なんですけど」 「目黒の外車ショールームの受付なんですけど」
なーんて電話が、さっきから15分に1本位かかってきます。
断る言葉も難しいのです。
「このお仕事のどの辺が気に入らないですか?」
「・・・ちょっと家から遠いので」 「・・・業界が興味ないので」 「・・・なんとなくその会社に興味がなくて」
だんだん自分が、めちゃめちゃわがままに感じてきました。 会社に入りたい理由は簡単に思いつくのに、 その会社に入りたくない理由を考えるのはなかなか難しいのです。
六本木ヒルズの大手ショッピングサイト「R」を、 苦渋の選択でお断りして以来、少々ふぬけています。
でも早く決めないと、この電話攻勢にノイローゼになりそうです。
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