almanac of the wind







2001年03月01日(木) 「3月」について。



何時の間にか21世紀に入って60日目です。
とうとう3月に突入してしまいました。

実は、あまり3月を客観視することができない。
自分の誕生日があるせいか、
様々な節目が3月に有ることが多いからか、
「さて、事実としてみてみましょう」
という時、感情の嵐にたびたび攫われてしまう。

そのときどきの感情が余りにもリアルに蘇ってくるので、
「ぎゃっ!」
と、叫んで一目散に逃げ出してしまいたくなる。
‥‥困ったものです。

とにかくも、3月。
いま、窓から空をみてみると、
何だか霞んでみえる。
春になると、空気中の塵やらなんやらが舞い上がってしまい、
靄がかかってしまうそうな。

事実は事実として、気分が良いものではないんだけど、
(埃っぽいし、たまにコンタクトすると目が痛くなる)
「春霞」
という日本の言葉をその事実に置くことによって、
いきなり、春の空がなんだか愛しいものに見えてくる。

いろんなことが有っただろう、そしてこれからも在るだろう、
3月という出来事の中で、大好きな言葉が一つ在るだけで、
今年もうきうきと過ごしていける訳です。








   index  


さくらっこ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加