妄想日記-オレのOヒゲがのびるワケ...satou

 

 

アメリカの歴史☆ - 2003年12月16日(火)

■ギャング・オブ・ニュ―ヨ―ク 2002年公開
監督 マ―チン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ/キャメロン・ディアス/ダニエル・デイ=ルイス/リーアム・ニーソン他
1845年、アイルランドで大飢饉(ききん)が発生。それによって貧しい農民がアメリカン・ドリームを抱き、大挙して大西洋を渡ってきたのである。
その数は10年間に200万人以上だったらしい。映画の中では1週間に1万5000人の移民がニューヨーク港に降り立ったと説明されていた。その大半がカトリック教徒。 当時、自らネイティヴ(固有のアメリカ人)と称する、アメリカ生まれの移民の子孫たちが各地で権力を有していた。 彼らはイングランド人、デンマーク人、オランダ人などアングロ・サクソン系の比較的裕福なプロテスタント(新教)。
カトリックの貧しいケルト系アイルランド人とは文化、民族、宗教、生活風習などにおいて著しく異なっていた。  新参者の薄汚いアイルランド人にこの国を汚されたくない。そんな思いから彼らはアイルランド移民をひどく忌み嫌い、激しい差別を行っていた。 この映画は、まさに両者の対立構図を背景に南北戦争(リンカ―ンが掲げた奴隷廃止運動が発端)が始まった最中のニューヨークを赤裸々に描いていた。

ある意味、誰も手を出さなかったアメリカの歴史を垣間見せてくれた映画の一つに数えられる内容。
「ベトナム戦争」「西部劇」とか「大恐慌時代(カポネ)マフィア」とかあったけど、この作品、今のニュ―ヨ―クを知る上でも、非常に興味深い内容。
やはりこの国は、宗教の匂いと人種差別による、血塗られた歴史が。
映画の後半、川沿いに建てられたギャングの墓石の後ろに、そびえ立つ摩天楼の、映像が早回しで流されるが、ビル群がまるで血に染まった土地に建てられた墓石の様にも見える。そして今では、国際貿易センタービルも、もはや無い。

http://www.ohsaka.com/history/history_index.htm
誰でも分かるアメリカの歴史




 






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