いただきます。...じゅん

 

 

出かけようと思った朝 - 2002年03月28日(木)

まーさんは多分何も思わずにいるのだけれど、
私が勝手にいろんな事を貯めこんで苦しくなる。

家にいるのに話さないのはさみしいよ
一緒に眠るんだから、たまには抱きしめて欲しいよ。
言いたくて、だけど上手く言えなくて
苦しくなって最後に破裂しそうになる。

まーさんが私を連れてきてくれたのも、
親に頭を下げてくれたのも、
私が大事だからって知っている。

でも。
頭をなでて頬にキスして眠るだけのダイスキでは
時々辛くなる。

出かけようかなとこのあいだ思った。
いつも近所に行くトートバック一つで。
携帯は置いて。
全財産持って。
東京に戻ろうか。新宿で、吉祥寺で、ダイスキなお店めぐり。
行った事のない四国もいい。うどんを食べるのにあこがれてた。
神戸もいい。一度散策をしてみたいから。
考えてみれば。
何度もいったのに一度も観光をしていない大阪。
白さんのいる街。

その日はそう思っただけで思いとどまった。
それでも結局まーさんがダイスキだから。
まーさんの暖かい手の中で暴れるだけ。

今朝、まーさんは出掛けに言った。
「今日は遅くなるから」
事前にそれを聞くと私が辛くなるから、そうしてくれるように頼んでた。

不安定になるのは訳がある。
まーさんは杞憂だと笑うけど、その笑みの下に
一点の罪悪感もないのなら、私はきっと許せない。

昔。昔。
食事会だと、わざわざお知らせまで見せて出かけた日。
女性と会ったことを私は知ってた。
だけど、言えずにいる。

「まーさんはうそつきだから」
冗談めかしてまーさんに言った
「嘘なんかついてないよ」
無言で誤解を喚起する事は嘘でないのなら。彼の言うとおり。

まーさんが、誰より私が大事なことも。
私がまーさんをだいすきなことも。
ちゃんと判っている。

毎日まっすぐに戻ってくるまーさんの姿、
パチンコや飲み会の息抜きがいるって判っているのに、
想像で辛くなってしまう自分を責める。

どこに行こう。
どこに行こう。
あの人からしばらくは離れて遠く。
嫌いにならない自信が今はしっかりとある。
あの人全部を好きでいる自信も。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
きのう  あした

Mail