いただきます。...じゅん

 

 

誰に抱かれる夢をみてたの? - 2002年03月19日(火)

最近は大分落ちついたけれど、眠るのが怖いころがあった。
私の見る夢は、とても・・現実以上にリアルな感覚があって、
楽しさも、嬉しさもものすごく感じ取れる分、
辛さ・痛み・恐怖の生々しさは口では言い表せないほどの物。
毎晩夢でうなされた。
2部屋先まで聞こえる悲鳴を何度も上げた。
暗くなるのが怖くて、明かりをつけた部屋で
枕もとにつけっぱなしのノートPC。
恐ろしくなって目が覚めたとき、オンラインに誰かがいるだけで
話さなくてもほっとできた。

そんな日々は、まーさんと暮らすようになって落ちつきを見せてきた。
真夜中の悲鳴も、涙も、今はもうめったに無い。

けれど。
最近、怖い夢ばかり見るようになった。
夢が怖いんじゃない。起きたとき、見ている自分が怖くなる夢。

だいすきなまーさんに、私は毎晩理不尽なことをされ、
いつも怒り狂ったり、悲しんだりしてばかり。
目が覚めているときは、絶対にそんな事おもっていないのに、
夢の中の私はいつも、まーさんを嫌ってる。
それが怖くて、眠るのが怖かった。

時々、まーさんに不満を抱くと私は居間で眠る。
すねているより、まーさんに聞かれる事が怖かった。
このあいだも、そんな風に居間で眠っていた。

朝5時。立膝の格好で身じろぎせずにうとうとしていたせいで
節々が痛んで目が覚めた。
まーさんは眠っているからと、ベッドに潜り込む。
そんな明け方。

白さんに抱かれる夢を見た。
優しい指と、甘い声。繊細な言葉。
多分、吐息を漏らしていた。

「誰に抱かれる夢だった?」
目が覚めたとき、まーさんが聞いた。
無条件で、自分だとおもわなかったのは、
私が白さんを呼んだからかもしれない。
「わからないわ」
まーさんだ、とは言えなかった。

理性の死んだ瞬間の自分が、恐ろしいとおもう。
まーさんが、好きなのに。
確かにいとおしいのに。
傷つけている事が、怖いのだ。





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