大学教員の日記

2025年01月09日(木)  ワークショップ講師

 ダブル講演の余韻で遅寝だったのに朝早く目が覚めてしまい、そのまま起きてホテルにある大浴場へ。5時なのに、すでに同じような方が数名。気持ちよく起きて、卒論関係の仕事。朝食後、朝一番の新幹線で移動。講座講師の準備を確認してから寝不足を補う睡眠。終点までなので安心し、うまく寝られた。

 9:30過ぎに到着し、改札を過ぎると本日のスタッフの皆さんがいらっしゃった。そのまま車で会場の小学校へ。会場確認、打ち合わせ等が早々と終了し、しばし雑談。こういう余裕も大切。

 13時からワークショップがスタート。自分に任されれているので学校放送番組を活用した模擬授業やポイントを前半で、後半は活用した授業プランの発表に対する自分のコメント。熱心な受講者のおかげでいい講座になった。

 同時に今日は大きな感動が。講座の始まる前に受講者の1人が挨拶に来て、聞いてみると自分の従妹だった。自分が10歳ぐらいの時に生まれて、遊びに来た際には一緒に相手もしていたが、そのうち会うことはなくなっていた。実家への年賀状は欠かさずやっていて、小学校教員になったことは知っていたし、従妹も自分の状況は知っていたようで、今日の再会(50年近く…)となった。自分の小さい頃や我が家の白黒写真を何枚かもってきてくれて、スタッフが「ファミリーヒストリーだね」と話してくれていた。当時の写真はもちろん、再会など思いもよらず、この講師がなければ永遠になかったと思う。感謝の言葉以外なかった。

 4時間ほどかけて自宅。家族とも今日の話題。歳をとるとなかなか心が動く出来事は以前ほどはないのだが、今回のものは本当に感動的なことと実感。


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