大学教員の日記

2004年07月21日(水)  わくわく授業取材終了!

 朝、わくわく授業最終チェック。今日で終わりなので念入りに。その後、学年会計の仕事。これも朝のうちにしないと遅れをとるので急ぎで行う。

 さてわくわく授業最終日。2校時はロールプレイの発表会。あくまでも歴史への学びを深めるための発表会である。大名、民衆、僧といったように違う立場でザビエルが来た時のロールプレイを演じる。見ている子どもたちは、「ロールプレイを見てわかったこと」をワークシートに書く。子どもたちの書いているものを見たら、けっこうくわしく書いていたので学びは確かだと実感。
 その後3校時から4校時にかけて、ロールプレイを見た後で学習を深める学習。
・ロールプレイを見てわかったことを発表
・ザビエルは日本をどう変えたか
・ザビエルが日本を変えたことはよかったことなのか
・今日の学習で学んだことは何か
 子どもたちにとってヘビーな内容。それでも実によく集中して考えた。(この暑さの中!)
 一番よかったのは「子どもたちの学び」だ。「複眼的な歴史の見方を学ぶ」「一つの時代の『観』はさまざま」という教師のねらうところが出てきた。最後に書かせたイメージマップも一回目と比べものにならないほど、たくさんの書き込みができていた。(一回目と比べて「わー、たくさん書いた!」と自己評価していたのが印象的だった)

 午後、子どもたちのインタビュー、そして放課後自分自身のインタビューで取材終了。授業が終えた後だっただけに、舌も滑らかだった。
 NHKスタッフの皆さんには、学期末ということで取材に集中できなくて申し訳なかったが、自分の一つの実践ができたということでいい機会を与えていただいと本当に思う。番組は10月放映ということで2ヶ月以上、出来上がりを楽しみに待とう。

 取材は一段落したが、明日が学級懇談会。期末事務、その他の仕事を進める。未来工学研究所からメディアリテラシー研修会(2月の仙台参加)冊子が届く。「問題をかかえた子 100事例」(ひまわり社)が2刷ということで送付されてくる。いい本はやはり売れると実感。


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