大学教員の日記

2001年11月18日(日)  視聴者の番組感想

 番組放送直後から、番組についてのメールが届き始めた。(正確に言えば、
放送中から)メールの威力は本当に大きいと実感。許可を得たものを紹介をする。末尾は感想を送ってくださった方の都道府県名である。

★実践,ご苦労様でした。先生の学級の子ども達の表情が良かったですね。なかなかの芸達者のお子さんもおられたようで,私の学級の子ども達と重ねてみてしまいました。意外と,人数も少なく。私の学級と同じような環境で取り組んでいらっしゃるのだなあと思いました。私も番組に関わらせていただき,メディア・リテラシーをどのように子ども達に伝えていけばいいのかが,少しずつ見えてきたとこです。先生の実践は,参考になります。ありがとうございました。(鳥取県)

★本日の番組、拝見しました。予想通りというか予想以上というか、素晴らしい番組になったと思います。当初の話し合いで、子どもたちの成長が目に見える形にしたいということがあったわけですが、子どもたちのCMは見違えるほどよくなりましたね。裏ではいろいろなご苦労があったとは思いますが、番組として見事にまとまっていたと思います。番組には明示されていませんが、いくつか重要な点があったように思います。たとえば、子どもたちが作ったCMでは、効果音やテロップはいっさい使われていませんでした。これは、編集機を使わずにダビングだけでもできる範囲で作ると言うことを意図されたのだと思います。そういうようなポイントがもっとあると思いますので、もしよろしければ教えてください。この特集番組のホームページができるのであれば、補足情報として載せていただきたいです。この番組がきっかけとなってメディアリテラシーの授業に取り組む学校が増えるといいですね。これからまだ反響があると思いますので、ぜひ教えてください。また、自分たちが出ている番組を見た子どもたちの感想も知りたいです。(千葉県)

★テレビ、見ました!すごいです。とにかく、子ども達がよかった。子ども達が生き生きしていた。45分があっという間に過ぎました。録画しておいたので、2回見ました。御苦労様でした。本当に、拍手、拍手、拍手です。昨日は、テレビ放映の時間、どうしても自習にしなければならない状況でして、クラスの子ども達の自習課題はテレビの視聴でした。月曜日に、テレビを見た感想を集め、そちらに送ろうと思います。子ども達の姿を見て、我がクラスの子ども達が何を感じ取ってくれたのか楽しみです。 このテレビ番組は、きっと子ども達の「一生の宝物」ですよね。佐藤先生が、とても羨ましく感じられる、まさに、そんな子ども達ですね。では、簡単ですが、番組の感想まで。(京都府)

★教育テレビ見ましたよ。よく出来ていました。特に1回目と2回目のCMの違いには、びっくりしました。浄土が浜チームの寸劇、うに染めチームのクイズ、さけチームのインタビューとそれぞれ特徴のあるCMでした。まとめの授業もよかったです。各チームの矛盾点を突き、深く考えさせる。すばらしいまとめでした。(岩手県)

★番組を楽しく拝見しました.最初のインタビューでは,子供たちの不安さが伝わりました.しかし,徐々に「宮古の良さをどうやって伝えようか」,伝えなければ,という意欲に変わって来たのが分かりました.佐藤先生の,忍耐強い,指導のたまものなのでしょう.今回だけでは,自ら考える力やメディアリテラシーは,備わるわけでないことは佐藤先生も言われていましたが,明らかに今後,子供たちが学びを続ける上での貴重なきっかけになったことは確かです.あらためて佐藤先生の取り組みに敬意を表し,今後の取り組みがますます輝くことを期待します.子供たちへのねぎらいと今後の活躍を込めてエールを送ります.
 祝結成「ちびっこ 宮古の応援団」!!!(青森県)

★今日の午前中、佐藤先生のテレビを拝見しました。本格的なCM作り、何回もやり直して完成に近づけるという、とても面白い試みだと思いました。ちょうど、中高MMに「総合学習の目標(こうあったら良いな)と教師の役割」を書いたばかりです。「本格的な結果を意識し、感情を揺さぶるような体験の準備、腑に落ちるまでの内省の時間、インタラクティブな授業、子供達自身のものも含めたフィードバックの活性化」というようなことを書きました。佐藤先生の総合学習は、私たちが考えている総合学習のイメージにピッタリでした。(東京都)

★全体を通して子どもが練り上げていく姿がとても印象的でした。日頃の授業でも考える活動を取り入れているからでしょうね。子どもがとてもよく育っていますね。人に伝えること、自分の伝えたいことをよりよく伝える・・・このことは単に表現力のみならず、思考力、コミュニケーション力など総合的に力を育成できるものだなぁーと思いました。CMを作成する手順についてはどういうところから仕入れたのでしょうか?取材からキャッチコピーなどプロの手順をふんでいるように思えました。また、授業の最後に子どもに質問を投げかけていましたね。子どもに映像や情報は必ずしも真実を伝えているとは限らないこと、そのために情報を鵜呑みにすることなく見極めていく必要があることなどに気づかせていたと思います。(秋田県)

★何より子供たちの表情がよく、先生の素晴らしい学級経営がうかがわれました。放送する側の意図もあるのでしょうがそうした点をぬきにしても、伝わってくるものがありました。実は、一昨年ですが、本校の職員も地域の宣伝ビデオ作りに挑戦した事がありました。校内授業研究としてもとりあげました。その時のことと比べようもないのですが、大きく違うのが、「撮影を二回する」という点です。この過程を組み込むかどうかが実は大きなポイントだなと改めて考えました。メディアリテラシーという、先生のもう一つのねらいの部分も終末の段階でポイントよく語られ、まとめとしてぴりっとしていました。HPに入り、子供たちの感想をのぞきましたが短いながら、的確な言葉で語られている事にもうひとつびっくりしました。今後とも、いい実践を期待しております。(秋田県)


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