Opportunity knocks
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2002年03月10日(日)

日曜日。
あたたかい空気を吸い込みながら、
春っていいなあと実感。(花粉症の方ごめんなさい)

雪国で育ったせいか、春を迎える気持には特別なものがある。

降り止まない雪、無音化したモノクロームの世界のなかで、
子どもだったわたしは冬が永遠に続くような気がしていた。

でも、やはり物事には終わりというものがある。
冬は永遠ではなかった。
雪がとけて地表が見え始め、モノクロームの世界に色彩が戻る。
ふきのとうや土筆なんかが顔をだす。
そんな春の訪れが無性に嬉しかった。


今は雪もなく寒さもそれほどでない所に住んでいるのだけど、
そんな小さなときの記憶がまだわたしの中に残っているのだろうと思う。

春をたのしんだ1日だった。




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