Opportunity knocks
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| 2002年02月13日(水) |
「ミスター・ヴァーティゴ」 |
昨日の夜から「ミスター・ヴァーティゴ」を読んでいる。寝違えた首がいまだ治らないので、そう長くは読み進められないのだけど、読み始めるとやはりあの独特の世界に引きずりこまれてしまう。
でも、何となく、これまでの作品と、雰囲気が、違う、ような気が、 しなくもない。
大衆的・・・・・? うーん、どうなんだろう。
確かに今までになく、すんなりとストーリーに溶けこんだような気がする。 オースターの小説は最初、何となく入りづらい雰囲気があって そこを通り抜けるまでに結構時間がかかるのだけど(あくまでワタシにとっては ということだけど)この本に関してはそれがなかったような気がする。
でも、それでこの本が退屈かというとそれは決してそうではなくて、 それは・・・何というかただアプローチの違いなのかもしれない・・・。 とにかく、相変わらずその文章に、紡ぎ出される言葉に、物語に、 魅了されているということは間違い無い、と思う。
まだまだ読み始めたばかりで、この先どう物語が展開していくか すごくたのしみ。 あー、はやく寝違えが治らないかなぁ。。 100%本読みに没頭したいよー。
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