Opportunity knocks
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2001年12月16日(日) スクーリング2日目

冬季スクーリングの2回目。
先週にもまして寒い京都の朝、
くっきりした白い息をはきながら
大学へと向かう。

今日は基礎教育の講義と体育実技。
大学生になっても体育というものは
必修なのかと思って、少しびっくり。
で、何をしたかというとウォーキング。

今日は哲学の道から、法然院、真如堂
吉田山へと約6~7kmの道程を歩いた。
一応、ウォーキングもスポーツの一環として
とらえているので、少し早めの速度で歩く。
道端の民芸品、甘味処なんていうお店に目を
奪われていると、あっというまに前の人が
見えなくなってしまうので、視線を前に戻し
ストイックになって黙々と歩いた。

足を運ぶ事に集中していると、
いろんな事に気付く。
頬を撫でていく風のにおい。
川ベリの道を歩くと水の匂いがしたし
山の中を歩くと木の匂いや、落葉の匂いがした。

あと、音。
ざっざっざという足音と風が木を揺らす音、
水の流れる音、鳥の声だけ。とても静か。
普段いかにわずらわしい音に囲まれているか
という事がよくわかる。

山道を早歩きしたせいか、
かなり足が痛くなってしまったけど、
歩くという行為に対してここまで
集中したのは久しぶりだったので、
すごく有意義な時間を過ごす事ができた。

帰りの新幹線は熟睡。
乗り過ごしそうになりながらようやく帰宅。
布団に入って5分で意識がブラックアウト。

スクーリング2日目はこうして終わった。




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