Opportunity knocks
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2001年11月20日(火)

蘭の花をガラスのコップにいけてから、
2週間がたとうとしている。
薄い緑がかかった白い蘭。
毎日気付いた時に水をかえたりしているが、
そのほか、特別なことをしているわけではない。
良くもつ花だな、と感心しながらじっと見てみる。

蘭という花は育てるのは結構難しい。
肥料をやり、温度に気を使い、水遣りにも注意を払う。
そのかわり花をさかせることができたら、
長い時間、美しい花を楽しむことができる。
手をかけ、愛情を与えて、やっと花を
咲かせることができるのだ。

今見ている蘭は、2週間前に花の市で買ってきた切花だ。
いつかは張りもつやも無くなって、やがては枯れ果てる
のだろうが、今はまだ美しいままの姿を保ち続けている。
根から切り離されて、ただの水道の水につけられてる
蘭を見ていたら、何だか少し可哀相になった。
蘭も蘭なりに一生懸命咲いてるのだと思うと。





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