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2007年04月14日(土) ■ |
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千の風になって |
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4月14日土曜日夜、ジムのロッカールームで 弟のお嫁さんからメールが 「お父さんが亡くなった」 突然の訃報で頭の中が真っ白
父は、長男の家でお世話になっていました 認知症も少しマシになり 大好きな畑へ90CC のカブで出かけ お昼ご飯になっても帰ってこないので 嫁が心配して母に電話 母は白内障の手術をして退院してきたばかりだが みんなで父を探し 畑の小屋で横になっている父を発見 顔色が悪く、声かけにも返事がない 様子がおかしいので 近所のお家の電話を借りにいき 救急車を要請 救急隊員が駆けつけた時には もう手遅れ その後、警察の方が来られ 父は、警察で検死 私も娘の運転で、奈良の警察へ 父の顔を見ると 穏やかな顔で寝ているような感じ 病院の医師より、検死の結果、「急性心不全」 しかし、苦しんだ様子はないと警察の方がおっしゃっていた 畑は、土手を上がっていかなければいけない 元気なものでも、少し息切れが
奈良の家に連れて帰ってきたのが 15日の深夜過ぎ 私達は、身内のお葬式は初めてで とにかく、葬儀屋さんに、いろいろ教えてもらい 弟達と、父の体を拭き 葬儀屋さんが、持ってきてくださった 白い着物を着せ ドライアイスを父のそばにおき 私が、隣りにお布団を敷き横になった その日の夜にお通や 悲しんでいる暇もなく 事務的な手続き、親戚へ連絡・・・ 奈良の地域に合わせてのお葬式
冠婚葬祭の時ぐらいしか 会わない親戚の方々 娘も北海道から、主人は東京から お通やに参列 告別式が無事に終わり 父は遺骨になって奈良の家に帰ってきた 前に次男の家族が住んでいて 近所には長男の家族もいる
私も東大阪から、毎日通い 奈良の家の片付け、母を乗せて銀行周り・・・ 悲しいけど、ゆっくり泣けない 忌引きは7日間 あっという間の7日間だった 明日からは、私も仕事 いつまでも悲しんでいられない 父が天国から、見守ってくれているから
お通やお葬式のBGMは、ずっとこの音楽が流れていた
お坊さんがお通やの時に 歌詞をコピーした用紙を配ってくださって 親族も一緒に歌ってお別れをした 「千の風になって 」 昨日、父の畑へ母と行った 子供の頃、よく一緒に行った畑 今では、出来た野菜を食べるだけ これからは、この父の畑をみんなで守っていきたい 広い畑には、野菜がいっぱい 母はお花を植えている
私も、週に1度くらいの割合で畑へ行こう・・・ 少し雑草をクワで刈っていたら これがまた面白い でも少し無理すると、腰が痛い^^; 畑にいると、気持ちが穏やかになる 父がそばにいるようだった 心地よい風を感じた まだ父が元気だった頃から手伝って いろいろ教えてもらっておけばよかった
古い写真を7人の孫たちが見つけてきた お父さん75年間お疲れ様でした
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