|
|
2001年12月20日(木) ■ |
|
浪花ナースの休憩時間 |
|
年末はどうしてか、いつも高齢者の重症が病棟に何人かいます。 高齢者の家族の対応はさまざまで、家族のあり方などを学べます。 93才の重症肺炎のおじいさま、老人施設からやってきました。家族はなんらからの理由で、自分の親を施設に入れ、重症肺炎でもう危ない状況だというムンテラの後も連絡先だけ、伝えて家に帰ってしまう。まだ息子さんや、娘さんは愛情のある態度だが、ひどいのが娘の旦那さま・・・ 入院時、ひどい脱水でどうにか血管確保をして、持続点滴開始。入院時採血は脱水がひどくて採血できない・・・必死で処置をしているのに、娘の旦那様は、「また同じ症状で入院したな〜ぁ。今度は、もうあかんな。えらい指もまがってしもうて・・・」とひどいお言葉(-_-メ;) 患者様は難聴で聞こえない、しゃべれない、寝たきりでオムツをしていますが、こんな暴言は許せない。 まだ私の両親は、健康で元気ですが、将来介護が必要になった時は、しっかりみんなで温かく介護をしていこうと、心に決めました。 こんな家族がいるかと思えば、ほんとうに患者様を大切にしている、家族のほほえましい姿も見受けられます。
入退院も激しく、毎日がほんとうに多忙で、そんな日勤の休憩時間、昼食のお弁当を食べてコーヒータイム。愉快で明るいJチャンがお菓子のストックから、「今日は何もないわ(○`ε´○)とアワオコシと佐賀の有名な羊かんを持って入ってきました。 私は大阪生まれの大阪育ちですが、このアワオコシだけは、食べれない・・・^^;みんなの視線が羊かんへ・・・「わ〜それ有名な羊かんでおいしいよ。。。でももうずいぶん前からあったけど・・・」 賞味期限を見ると、なんと13日まで・・・ 「あ〜残念、期限の切れた物を食べて、お腹こわして休んだら、ちょっとヒンシュクやよね〜ぇ」と大笑い。 もうそこから、ペチャクチャと漫才がはじまり、浪花のナースは、今日も楽しいお昼時日本を過ごしました。
|
|