TOI,TOI,TOI!


2002年12月13日(金) クリスマスコンサート

銀行主催の室内オーケストラのコンサートが終わりました。
ものすごく疲れた。けどもちろん楽しかった。

月曜はフランクフルトの北、BAD VILBELの、文化センター。
火曜は北西、SCHWALBACHの、市民ホール。
水曜はフランクフルトのど真ん中にある、銀行ホール。
そして昨日は東へ。HANAUの教会。

という4箇所で本番。

プログラムは、

バッハ:3人のヴァイオリンのためのコンチェルト(ソリスト;先生、ジュゼッぺ、トーマス)
ヴィヴァルディ:4人のヴァイオリンとチェロのためのコンチェルト(ヨハネス、ユキ、フローニ、イナ)
バッハ:ヴァイオリンコンチェルト(K子)

・・・・休憩・・・・・

ヴィヴァルディ:四季より冬(マリア)
バッハ:ドッペルコンチェルト(スヴァンティエ、先生)

ということになっており、
コンサートの名前は、
「クリスマスコンサート」
指揮なしの弦楽+チェンバロの室内オーケストラです。

うちの門下の学生が、怪我をしてる一人を除いて全員参加。
スヴァンティエだけが、うちの門下ではなく、バロック専攻の学生。
私は、ソロはないけど、その分オケで活躍。
バイオリンの中で私と先生だけが、全ノリ(全部の曲を弾く)です。
ほかの人はソロがあるかまだ若いかどっちかで、ソロがある人はその前の曲は降り番。マライケ等の若者たちも、一曲か二曲、降り。

バロックのスタイルということで、
チェロとチェンバロ以外は全員立って弾き、
舞台の配置は、対向配置。
ファーストに対向して、つまり、向かって右の一番外にセカンドが来ます。

さて。
私、なにを隠そう、身長155センチ。

先生、ジュゼッぺ、トーマス、みんな190ぐらいあると思われ。
揃いも揃って、さ。。


・・・じぇんじぇん見えにゃいにょ−。

スヴァンティエ(コンミス)がー。


それでもなんとか右に左に動いてたまに見える状態でやってたのですが、月曜日のゲネプロのときに、スヴァンティエからの提案。
私の隣の子と私が入れ替わる。というもの。
入れ替われと言われたときは、もしかして首?と一瞬思ったけど、
そのあとに、すぐ
「ノブコを見るため」
と言ってくれた。

休憩時間に、「いい考え!」と言ったら、前に一度そうやったことがあるんだってさ。私の背が低いからさ・・・と言ったら、いや、ソリストがたくさんいるときはいつもやっかいなのよ・・と言ってた。

そこで私からも、1つ提案。

舞台の左半分がファーストバイオリン(5名)。
真中に、チェンバロ。
右半分に、チェロバスビオラセカンド!(計15名)

降りバンのヨハネスに、「おかしい」と言われ、
客席への聞こえ方もおかしいそうなので、
どうにかならないかと思ってたんだけど、
私の提案というのは、
左半分にファースト、そしてチェロ。
真中チェンバロ。
ビオラ、セカンド。
にすればいいじゃん。って。

そのときは、ソリストとチェロのコンタクトの問題が・・・とか言ってたけど、
次の日から私の提案どおりになっていた。
・・・嬉しい瞬間。


  
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