TOI,TOI,TOI!


2002年10月23日(水) 嬉しさ余って

今日はうれしかった。
めちゃくちゃうれしかった。

今日はフォアトラークスアーベントでした。
いつもの門下の発表会を、学校の大ホールでやりました。

私は、やっぱり舞台で弾くのが好き!
大好きなベートーベンのコンチェルトの2&3楽章。
すごい弾いてて楽しかった。
カーテンコール、2回ももらっちゃった。

もう、なんていうか、書いちゃいますけど、
フォーヒャルトにすっごい誉められて、
もう、超超超うれしいです。
有頂天です。
調子に乗ってます。

ドイツ人って日本人みたいにお世辞言ったりあんまりしないけど、
そのかわり良かったと思ったら、たとえ知り合いじゃなくても、
わざわざその旨、伝えに来てくれるのね。

学外から来たお客さん、普段からしょっちゅう私の演奏を聞いている同じクラスの子達、逆にほかの先生のところのまだしゃべったこともない学生達にも誉め言葉をもらい、うれしかった。

すいません、なんだか。
なに書いてるんでしょうか私は。
こんなこと滅多に書けないんで今日だけ・・・。

なにがって、
やっぱりこの一年半やってきたことが、形になって見えてきたっていうことがうれしい。
それを、先生にも、お客さんにも、認めてもらえたっていうのがね。
やったね!って感じ。

グラマ前に鬼のように練習してて、終わって、一息ついたら、
なぜか見えてきたの。先週も先々週も練習量はたいしたことないのに。
先々週から具合が悪かったし、先週末は友達が大勢来て久しぶりに思いっきり遊んだし、昨日おとといはミュンヘンにいたので、あんまりさらってないし。
がむしゃらにやってもだめっていう教訓なのかなぁ。
人生そんなもんなんでしょうか。ううむ。

フォーヒャルトのボーイングのスタイルによって、
音自体が生き生きとした、みずみずしい音になる。
彼の音は、実際すごいのだ。楽器もいいけれど。(”新潟”みたいな名前の楽器)

ボーイングばっかりのレッスンだと思っていたけど、違った。
おかげで、表現力がついた。
表現したい音楽の幅が広がった。表現できる音楽の幅が広がった。

あ、だからか。
やっぱり教育者としてすごい人だ、この人は。


  
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