なんか怪しい勧誘の電話がかかってきた。
内容はこう。
「行政書士の資格とって、１枚書類を書くだけで
１万円稼げるアルバイトしませんか？ほんの１０分ぐらいでできるんですよ
しかもそれを月に４回ぐらいでいいですから、無理なく仕事できるんですよー」
明らかに匂いますねー。くさっ！て感じ。
寝起きの私は、いつも通り適当に話を聞いて、断ろうと思ってた。
でも、この勧誘ハンターには、いつもと違うところがあった。
それは、変に馴れ馴れしくなく、冷静に落ち着いて勧誘してくるのだ。
そこに、ほんまにこういう仕事やってる人いるのかも・・と
ちょっぴり落とし入れられそうになった。
はぁーあぶないあぶない。
私「それって怪しい仕事じゃないんですか？」
ハ「いえいえ、きちんと〜省にも決められたバイト料なんで大丈夫ですよ」
私「はじめに行政書士の資格を取るために、どのくらい払うんですか？」
ハンターは値段を濁しやがった。
ハイハイ、よぉわかりました。
そして、どうやって断ろうかなーって思いながら
適当に話を聞いて、気がのらない光線を出していたら
ハンターの態度が、段々イライラした感じになってきてた。
あら、限界かしら、と思ったが、それでも話を聞いてた。
さぁ断ろう！
私「んー、でも今、即決は〜
ガチャッ・・・プープープープープープー
気付かない私「できませんねー・・・？？？ハッ」
アイツ切りやがった！腹立つわー。
普通に私、１人で話してたし。
しかし、あんなに落ち着いて話していた人が急に切るなんて、
ちょっとショック。
そんなことする人じゃないと思っていたのにー、裏切ったのね。
トータル的に見て、クソッ、負けた。
と切られた直後はそう思ったけど、
よく考えたら、もうあかんと思わせて
あっちが腹立つまで、じらした私のほうが勝ちなのかも。
そうやわ、私は勝者。
と思ったら、すがすがしくなりました。
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