水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
乃南アサ作品とは相性がいいのですが、時には、ピンとこない作品に出会うことがあります。 『キープ』も、私にとっては、正直、少々ピンときませんでした。
九作品収録の「それは秘密の」(新潮文庫)、七番目の『キープ』。 ある女性と、行きつけのバーのマスター。 この女性が、純心というか、頑なですねー。
もっと、しなやかさがないと、生きていくのが大変ですよ。 と、言いたくなるような女性なのです。
この女性が、なぜ、このバーの扉を開けるのか、 お店の魅力を書き込んでほしかったような気がします。
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