水野の図書室
Diary目次過去を読む未来を読む
皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2016年09月08日(木) 桜木紫乃『かみさまの娘』

「短編工場」(集英社文庫)を読み始めました。
2000年代、「小説すばる」に掲載された短編作品から、集英社文庫編集部が厳選した12編のアンソロジーだけあって、人気作家12人が勢揃いです。

最初の作品は、桜木紫乃『かみさまの娘』。
母の死で10年ぶりに実家に帰った奈津子。
霊能者のふりをする母を憎み、18歳で家を出た奈津子に、火葬場で声をかけてきたのは中学時代に母のところに連れてこられた、ひとつ年上の豊だった。


淡々と、ただ淡々と。

様々な感情を抑えているような空気が広がります。


水野はるか |MAIL
Myエンピツ追加

My追加